首や肩、背中が痛くて、仕事に集中できないという方は、少なくないと思います。
そんな肩の痛みですが、整形外科や治療院に通っても、なかなか改善されないという方もいらっしゃいます。
今回は、肩の痛みで整形外科に通院しても治らなかった、Kさんの症例をご紹介します。
首と肩の痛みがひどく、仕事(事務)に支障をきたしていました。
上を向くと鋭い痛みが背中、首のつけねに走る感じで、整形外科に通院をしていましたが、処方された薬では治らず4カ月間辛い状態でした。なんとかしてほしくてこちらに伺いました。
首、背中がかたくなりすぎている状態であったのをゆるめていただき、5回位通った頃に悩まされていた痛みを感じなくなっていることに気づき、嬉しかったです。
施術後は体が軽くなり、歩きやすくなることも驚きでした。
今は月1回程度、メンテナンスしていただいて、調子が良い状態が続いています。
あの鋭い痛みから解放してくださったことに感謝しています。
※こちらは個人の感想です。あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
4ヶ月ほど前から、首から肩、背中の激しい痛みに悩まされていたKさん。
しばらくは、整形外科で処方された薬を飲んでいたそうですが、首から肩、背中の痛みは悪化する一方……
「このままではいけない、何とかしないと!」と悩んでいた時に、整体院東葉コンディショニングを見つけ、来院されました。
まず初めにKさんに話しをお伺いすると、首や背中に激しい痛みが出る数日前から仕事が忙しくなり、パソコンに向かう時間が急激に増えた事が判明しました。更に、休憩時間も今までより少なくなり、1日中ほとんどパソコンと睨めっこ状態だったそうです。
首や肩、背中の痛みは、仕事による疲労と、仕事中の首や肩、背中に負担を掛ける姿勢が原因だということが、分かりました。
そこで、Kさんの体の歪み方や、筋肉、背骨の状態を診ると、背骨のS字カーブ(生理弯曲)が崩れ、円背姿勢になり、同時に肩甲骨が前方にずれ、背中から首・肩にかけての筋肉を常に引っ張っているような状態が癖付いていました。
そこで、1回目の整体施術では、痛みの出ている首や背中だけではなく、生理弯曲が崩れ負担の掛かった背骨や、丸まった姿勢により動きの硬くなった仙腸関節(骨盤背部)の関節調整から始め、その後背中~肩甲骨~首周辺の筋肉をよく緩めるように行いました。
整体施術後は、首や背中の張り感は残りましたが、鋭い痛みは無くなりました。
この体の変化に、Kさんも「あの鋭い痛みが無くなりました!ありがとうございます!」と喜んでいました。
施術直後は、首から肩、背中の痛みは取れましたが、まだ張り感が残っている事、背骨や肩甲骨、首肩周辺の筋肉の緊張が残っていることもあり、間隔を空けずに整体施術を受けた方が良いことをアドバイスしました。
そして、翌日2回目の来院。
1回目の整体施術を受け終えた後は、その日1日は首や背中に痛みを感じずに過ごすことができ、翌日の朝も普段よりもスッキリ起きることができたと仰っていました。
しかし、1日仕事を終えると、以前ほどではないものの、首や背中に痛みが出てしまう状態でした。
そこで、2回目の整体施術では、1回目同様、仙腸関節~背骨の調整の後、背中~肩甲骨や首をよく緩めるように行いました。また、それだけではなく、頸椎や鎖骨の調整も行いました。
整体施術後は、首や背中の痛みが無くなり、張り感もほとんど気にならない状態にまで改善されました。
そして、3回目~4回目と間隔を空けずに来院された時は、仕事の後に首や肩、背中が痛くはなるものの、少し気になる程度の痛みになり、痛む範囲も日に日に小さくなっていきました。
順調に首や背中の痛みが改善され、5回目に整体施術を受けてからは、仕事の後にも痛みが気にならない状態にまで改善しました。
Kさんも「一時はどうなるかと思いましたが、痛みが無くなって本当に良かったです!ありがとうございます!」と喜んでいました。
Kさんは現在も、首や背中の痛みが再発しないように、月に1回のペースで定期的に来院されています。
ここで、首から肩、背中の痛みで来院されたKさんの施術例をご紹介します。
台に上半身の半分程度が乗るように、四つん這いの姿勢になってもらい施術します。
四つん這いの姿勢をとることで、背骨や骨盤に掛かる負荷が緩和され、腰部周りの調整や生理弯曲の形成が行いやすくなります。
同時に、足首を回転させると、下肢や腰背部の筋肉の緊張が緩和され、背骨のS字カーブが正常な状態に戻っていきます。S字カーブが正常になれば、体幹が安定し腰部などへの過度な負荷が解消されます。
あおむけで骨盤を優しくゆらしながら、腰背部の筋肉の緊張をとっていきます。
腰背部から背中全体の筋肉の緊張が解消されると、生理弯曲や骨盤のゆがみも正常になり、背骨一つ一つの動きも改善されます。
うつぶせになり膝を曲げ、両手を広げて胸を床につけます。顔はアゴをつけ、まっすぐか膝を曲げている方向に曲げた状態で寝てもらいます。
この状態で骨盤をゆっくり揺らすように動かすことで、歪んでしまった骨盤の位置を整えていきます。逆方向も同じように調整していく事で、骨盤全体のバランスを整えます。
胸郭のゆがみが首肩痛にどう影響しているかを診て、ゆがみを治し可動の正常化を図ります。
胸郭とは、胸椎(脊柱の一部)、胸骨、肋骨からなる胸部の骨格のことをいい、骨盤とともに体幹部を構成しています。
胸郭のゆがみは、胸郭の上に乗る頸部や頭部のバランス不良を招いたり、肩甲骨や肩関節の動きを制限します。
家に例えると胸郭は屋根、骨盤は土台、その間にある脊椎が大黒柱に当たります。
胸郭である屋根が歪むと、大黒柱である脊椎も歪み頚部に負担がかかるようになります。
首肩痛は、頚部に過剰な負荷がかかった結果なので、この胸郭のゆがみを解消し背骨全体への過剰な負担がかからないようにしていくことは、症状を改善させていく上で重要になります。
肩甲骨は胸郭の上に張り付いている構造をしています。横向きになることで肩甲骨を支えている筋肉に力が入りにくくなります。
この姿勢で、肩甲骨を優しく揺らし、肩関節や肩甲骨周辺の筋肉を弛めていきます。
カラダ全体の歪みを整えたあと、頚椎の歪みの微調整や頚部周辺の筋肉の緩和、狭くなった椎間板のストレッチをゆっくりおこない、本来あるべき状態に戻していきます。
秋葉原のKさんにアドバイスしたストレッチはこちら。
<効果>
<効果>
<効果>
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~注意点~
*痛みのない範囲で!
痛いことはなるべくしない方が、早い症状回復が見込めます。普段から痛みが出るような姿勢や動作はしないようにしましょう。我慢してやる必要はありません。
*適度な回数で!
たくさんやればやるほど、良くなる訳ではありません。1回やってみて、2回目をするときには30分以上あけて、1日数回に分けてやる方が効果的です。
首から肩、背中の痛みの症状の改善、再発予防につながりますので、同じような症状でお悩みの方は試してみてください。
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