首に痛みがあると、何をするにも大変で困りますよね。今回は、首の痛みで来院されたKさんの症例をご紹介します。
慢性的に首に痛みがありましたが、ある時首も動かせなくなってしまう程、痛みが強くなってしまったKさん。
痛みが強くなってからは、夜も眠れなくなってしまい来院されました。
Kさんの体の歪みを見てみると、姿勢が悪く背中が丸まり、首はストレートネックになっていました。
ストレートネックになると、本来生理弯曲と呼ばれる背骨のS字カーブが崩れ、頭が前方に入ってしまうため、頭の重さを背骨全体で支えきれなくなってしまいます。そのため、過度に負担がかかった頸椎や首・肩の筋肉の緊張が強まり、その疲労の蓄積が原因で首に痛みが出てきてしまうのです。
整体施術では、背骨(脊柱)の生理弯曲を本来のS字カーブに戻すため、施術台に上半身の半分程度が乗るように、四つん這いの姿勢になってもらいます。(下写真)
四つ這いの姿勢をとることで、内臓から骨盤に掛かる圧迫を一時的に緩和することができ、骨盤周りの調整や生理弯曲の形成を行いやすくなります。この姿勢では、体の前側に重力が掛かるため、後弯していた腰部脊柱が徐々に前弯を取り戻し、本来の自然なS字カーブに形成されていきます。
整体施術の最初に、生理弯曲の調整を行っただけで、首の可動域が広がり痛みが軽減していました。
Kさんも「首を触っていないのに!背骨って大事なんですね!!」と驚かれていました。
生理弯曲を本来の状態に調整した後は、体幹部の歪みと首の激しい痛みに耐えてきたことによる、腹部の緊張を緩めていきます。
仰向けになり腹部の緊張を緩めていくことで、カラダ全体の動きが改善され、首に与える負担も軽減されます。
脊柱の生理弯曲やカラダ全体のバランス調整の後は、症状の出ている首の筋肉の緊張を緩め、可動域を改善していきました。
施術後は首の痛みが減り、だいぶ楽になったと帰宅されました。
1回目の整体施術後には、日常生活に支障が出なくなり、夜も眠れるようになったというKさん。
しかし、軽い首の痛みと可動制限、首回りのコリがまだ残っていたので、2回目の施術では、前回同様に骨盤の調整から背骨、首周りの調整を実施した結果、3回目の来院時には、首の痛みやこりもほとんどなくなり「最初はどこに行っても良くならなくて悩んだけど、ここまで良くなるなんてビックリ!」と嬉しそうに報告してくれました。
最終的に7回目の整体施術で、首周りのこりもスッキリし、全く気にならない状態に改善しました。
※こちらは個人の感想です。あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
Kさんは、家でもストレートネックの調整を行う方法がないかと悩まれていたので、当院で販売しているセンターラインピローを使ってもらうことにしました。センターラインピローは、寝ているだけで首のアーチを整えることができ、自宅で毎日首のまわりのストレッチとゆがみ調整を行うことで、症状の早期回復につなげることができました。
Kさんは、首の痛みがなくなった今でも効果を実感しながら愛用されています。
<効果>
・体の軸をつくる
ストレートネックの改善や予防には、日頃から首に負担を掛けない正しい姿勢が大切になります。
Kさんと同じような症状でお悩みの方は、是非試してみてください。
浅草橋 Kさん 女性
首が痛くて回らなくなり、整形外科でのレントゲンでストレートネックと診断されました。
私の時間がとれなくて、週一回の施術でしたが、7回目ですっきりしてきました。首だけでなく肩腰も軽くなり、体調も気分も良くなってきました
※こちらは個人の感想です。あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。