首痛や肩こりがあるのはデスクワークが多いビジネスパーソンだけではありません。小中学生でも姿勢の悪さのせいで首痛、肩こりに悩まさせるケースがあります。
姿勢の悪さを改善するには、子供の時から、身体の歪みを整えていくことが重要です。
今回は姿勢の悪さが改善し、首痛が解消されて部活でも結果を出すことのできた、N君の症例をご紹介します。
肩や首のこりが軽減した
体中の張りが少し解けた。
姿勢が良くなって、座っててもあまり疲れなくなった。
※こちらは個人の感想です。あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
半年前から慢性的な首痛、肩こりに悩まされていた中学1年生のN君。
部活は陸上部の長距離選手で週5回、朝と放課後の練習に打ち込んでいました。
また、一年前から塾に通い始め、勉強にも熱心に取り組んでいました。
小学生の頃から姿勢が悪いと自覚はありましたが、どう正したらよいのかわからず、座っていると首と肩が気になり頭を左右に動かすのがクセになっていました。また、この頃は陸上部での記録が伸び悩んでいた時期でした。
そんなN君の姿を見たお母さんが、以前から「良いらしい」と口コミで聞いていた整体院東葉コンディショニングに行ってみようと声をかけたのです。
最初に、姿勢と体の歪みを診ました。N君の姿勢は反り腰なのですが、背中は猫背。その影響でストレートネックになり、常に首に負担が掛かっている状態です。
そこで、最初の施術では前かがみの姿勢を真っ直ぐするように施術を行いました。
しかし、N君は極度のくすぐったがりで、腰周りを中心に触れることができません。
全身の筋肉が緊張で固まってしまっているため、余計にくすぐったがってしまうので、体の状態を確認しながら整体施術を行いました。
まずは、首から腰に掛けての背骨全体に生理弯曲をつけます。センターラインピローを使ってストレートネックになっている首にカーブを作ったところ、徐々に腰の反りがなくなっていき、緩やかな弯曲になっていきました。
その後、整体施術回数を重ねるたびに筋肉の緊張もほぐれていき、くすぐったがる感覚も解消され、アプローチできる範囲が広がってきました。
同時に、首の緊張も取れ、くすぐったくて触れられなかった頸椎にもカーブが出てきて、首の痛みも減少していきました。
そして、3回目の整体施術後には首の痛みがとれ、前かがみだった姿勢も改善!
4回目には、くすぐったい感覚も落ち着き、全身の歪みを整えてバランスを調整することができたのです。
4回目の整体施術後に陸上の1500mの大会に出場したのですが、見事ベストタイムを出すことができたという嬉しい報告がありました。
更に5回目の施術では、首痛、肩こりがなくなったと実感!
姿勢も良くなり、以前と比べて長時間イスに座っていても疲れることがなくなったということです。
現在は、長距離の練習で足の疲労が溜まるため、身体のケアと首肩周りのメンテナンスで1ヶ月に1度来院して施術を受けています。
※こちらは個人の感想です。あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
では、N君はどのようにして痛みを克服していったのでしょうか。
ここで、N君に行った整体施術例をご紹介します。
台に上半身の半分程度が乗るように、四つん這いの姿勢になってもらい施術します。四つん這いの姿勢をとることで、背骨や骨盤に掛かる負荷が緩和され、腰部周りの調整や生理弯曲の形成が行いやすくなります。
同時に、足首を回転させると、下肢や腰背部の筋肉の緊張が緩和され、背骨のS字カーブが正常な状態に戻っていきます。S字カーブが正常になれば、体幹が安定し腰部などへの過度な負荷が解消されます。
うつぶせで脚を開いた状態にし、骨盤をゆっくり揺らしていきます。左右同じように行うことで、骨盤のゆがみが整えられていきます。
この手法で、骨盤のゆがみを整え背骨の動きを改善し、さらに腰背部の筋肉の緊張をとっていきます。
あおむけで骨盤を優しくゆらしながら、腰背部の筋肉の緊張をとっていきます。
腰背部から背中全体の筋肉の緊張が解消されると、生理弯曲や骨盤のゆがみも正常になり、背骨一つ一つの動きも改善されます。
肩甲骨は胸郭の上に張り付いている構造をしています。横向きになることで肩甲骨を支えている筋肉に力が入りにくくなります。この姿勢で、肩甲骨を優しく揺らし、肩関節や肩甲骨周辺の筋肉を弛めていきます。
当院が独自に開発した頸椎専用の「センターラインピロー」を、あおむけで使って施術します。首に軽く触れて、ゆっくりと優しく揺らしていきます。
こうすることで頸部周辺の筋肉の緊張を緩和し、頸椎の歪みを調整していきます。
首痛の方に役立つエクササイズを動画でご紹介します。
※必ず痛くない範囲で行ってください。
【シムス位エクササイズ】
<効果>
【首ゆらゆら】
<効果>
【チン・イン】
<効果>
【後頭部・首後面ストレッチ】
<効果>
~注意点~
*痛みのない範囲で!
痛いことはなるべくしない方が、早い症状回復が見込めます。普段から痛い姿勢を取ったり、痛い動作はしないようにしましょう。我慢してやる必要はありません。
*適度な回数で!
たくさんやればやるほど、良くなる訳ではありません。1回やってみて、2回目をするときには30分以上あけて、1日数回に分けてやる方が効果的です。
いかがでしたか?小学生や中学生でも、首痛や肩こりなどの症状でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
首痛について詳しく知りたい方は、是非こちらもご覧ください。
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