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少し動かしただけで肩が痛い 八千代市 60代女性

◆肩をまったく動かせない状態で来院

長年、介護の仕事をして、普段から肩や腰を酷使してきたKさん。特に3か月前から右肩の痛みが酷く、夜間、寝ていても痛みが出てしまい、ここ最近はまともに眠ることもできないほどに。
病院の検査では肩関節の軟骨がすり減ることにより肩関節が変形し、可動制限、動作痛を伴う、変形性肩関節症の診断を受けました。その後、病院では人工関節にする手術を勧められましたが、仕事を休めないことと手術に対して抵抗があったので行いませんでした。

しかし、他の整体やカイロプラクティックなど色々な治療法を試してきたものの、一向に良くなる気配はなし。困り果てていた時に、整体院東葉コンディショニングを探し来院されました。

当初は、肩を上げようとすると、激痛が走りほとんど動かすことができません。また、肩を上げようとすると、肩ではなく腰や背中を反らそうとします。肩関節を自由に動かせていないので、仕事だけではなく日常生活を送るのにも、支障が出ている様子でした。身体の状態は、痛みが出ている肩周りだけでなく、首や背中、腕の方まで筋肉の緊張があり、特に背柱の歪みが強く出ていました。そのため、まずは四つん這いの姿勢で背骨の歪みを調整していきました。

【脊柱の生理彎曲の正常化】

◆背骨のゆがみが頸椎に与える影響

成人の頭の重さは体重の10%・約6~8kg = ボーリング玉の16ポンド(7.2kg)相当といわれています 。

その頭の重さを支えているのが、脊柱の生理弯曲と言われるS字カーブです。このS字カーブは、バネの役割をし、衝撃を和らげたりバランスをとったりしています。脊柱のS字カーブの中でも重要なのが、腰椎と仙骨が接する適度な角度がついている部分です。この角度によって、理論上体重の約3倍の重力が腰部に加わっても、吸収分散してくれるのです。このように、腰部の生理弯曲を本来の形にすることは、その上にある胸部や頚部を安定させることにつながり背部の緊張を緩和させます。

整体施術では、脊柱の生理弯曲を本来のS字カーブに戻すため、写真のように施術台に上半身の半分程度が乗るように、四つん這いの姿勢になってもらいます。四つ這いの姿勢をとることで、内臓から骨盤に掛かる圧迫を一時的に緩和することができ、骨盤周りの調整や生理弯曲の形成が行いやすくなります。この姿勢では、体の前側に重力が掛かるため、後弯していた腰部脊柱が徐々に前弯を取り戻し、背骨全体が本来の自然なS字カーブに形成されていきます。

脊柱の生理弯曲の正常化

四つん這いの姿勢で背骨の左右・前後の歪みを調整した後、肩を肩甲骨からゆっくり動かして確認してもらうと、背中が起きてきて肩が少し上がるようになりました。その時、Aさんも少し安堵の表情を浮かべていました。

【胸郭ゆがみ調整】

背骨の調整を行った後は、胸郭のゆがみ調整です。東葉コンディショニング八千代院では、胸郭のゆがみが症状にどう影響しているかを診て、ゆがみを治し可動の正常化を図ります。

胸郭とは、胸椎(脊柱の一部)、胸骨、肋骨からなる胸部の骨格のことをいい、骨盤とともに体幹部を構成しています。

 家に例えると胸郭は屋根、骨盤は土台、その間にある脊柱が大黒柱に当たります。胸郭である屋根が歪むと、大黒柱である脊椎も歪み、過度な負担になります。この胸郭のゆがみを解消し、背骨全体への過剰な負担がかからないようにし、背部の緊張をほぐすことで、背中に張り付いた肩甲骨の可動域が増し、肩痛の症状を改善させていきます。

【側臥位肩甲骨調整】

肩甲骨は胸郭の上に張り付いている構造をしています。横向きになることで肩甲骨を支えている筋肉に力が入りにくくなります。この姿勢で、肩甲骨を優しく揺らし、肩関節や肩甲骨周辺の筋肉を弛めていきます。

【肩関節調整法(前上腕回外法)】

人は腕を内側にねじるように使っています。Kさんは今まで介護の仕事で腕を内側にねじった状態で長時間、仕事をしてきました。この状態が長く続くことによって、肩がからだの前に引っ張られ、肩周辺の筋肉を緊張させます。

仰向けで腕を支え、肘側を正しい位置に固定し、外側に開くことで腕のねじれを解消していきます。

 

◆日に日に肩の可動域が改善

4回目の整体施術以降、肩を上げる際、背中や腰を反らせる動作が少なくなってきました。これは背骨のカーブ、胸郭のバランス調整により、丸くなった背中が伸展してきたことで、肩甲骨が正しい位置に安定し、本来の動きが出来るようになってきたからです。これにはKさんも驚かれているご様子でした。

少しずつ肩の可動域が改善してきたため、寝るだけで正しい姿勢になる枕「センターラインピロー」を使って自宅でもストレッチを行ってもらいました。この枕は、首に当てる枕で自分の頭の重みで頚椎がストレッチされます。

頭の重みでストレッチされた首は、枕のカーブに沿って本来の「生理弯曲(自然な首の形状)」に戻っていきます。

 

整体枕を使ったストレッチ

【首ゆらゆら】

<効果>

  • 頚椎に正しい湾曲を作る
  • 首、肩こりの緩和
  • 猫背の矯正

痛みのない範囲で、毎晩寝る前と朝起き掛けに10分前後ストレッチを行ってもらったところ、「首・肩の動きがスムーズになり夜間痛もほとんどなくなりました」と、嬉しそうに報告してくれました。

◆こんなに肩が上がるなんて久しぶりです!

5~7回目の整体施術では肩甲骨と鎖骨周辺の筋肉の緊張を重点的にゆるめました。

整体施術後、前に引っ張られていた肩部と、肩甲骨が本来ある場所に戻ることで肩関節の可動域が大きくなりました。

「手術しないで良かった!先生ありがとうございます!」と満面の笑顔で喜ばれていました。

Kさんの場合、長年の介護職勤務で無理な体勢を毎日続けてしまった結果、痛みが出ていた肩だけでなく、全身の筋肉の緊張と骨盤や背骨のゆがみが大きく出ていました。

背骨本来のS字カーブを取り戻し、胸郭のゆがみ調整、肩甲骨と鎖骨、上腕から前腕の捻じれの調整などより、肩周辺の筋肉が弛緩し肩関節本来の可動域に戻りました。

頚椎ストレッチ枕の習慣化も早期改善につながりました。また、姿勢が良くなることで肩痛だけでなく、尾てい骨の痛みも改善することが出来ました。

来院当初は、右肩を少し動かすだけで痛みが酷く、仕事にならないとおっしゃっていましたが、今では嘘のように回復して、以前にもまして仕事に精を出されているそうです。

※こちらは個人の感想です。あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。

◆少し動かしただけで痛い肩痛から解放されたKさんの喜びの声 八千代市 60代 女性

八千代市在住 K・Aさん 60代 女性 介護職

今日は久しぶりにどこも痛くないけど、大切な自分の身体だからメンテのため東葉コンディショニングの施術を受けに伺いました。

思えば3ヶ月前、尾骨と右肩の痛みが酷く、仕事どころか、日常の生活ができなくなり先生の施術を受けました。

3~4回目の施術後からところどころが良くなっていることを実感出来るようになりました。

7~8回後はすっかり回復して仕事も頑張れるようになりました。

すっかり良くなった今も東葉コンディショニングの文字を見ると感謝の気持ちが思い浮かびます。

今思うことは、一ヶ月で一度でもよいから大切な自分の身体が喜ぶご褒美(施術)を与える事と思っています。

先生とスタッフの皆様、末永くよろしくお願いします。感謝・感謝で合掌です。

肩の痛みに悩まされたKさんが正しい姿勢になるために使用した、整体枕はこちら

センターラインピロー

長年の肩の痛みや慢性的な肩こりなどの症状でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

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