膝に痛みが出てしまうと、歩行時や階段の上り下りなど、日常の様々な動作に支障をきたしてしまい大変ですよね。
今回は朝起き上がろうとして、突然膝に痛みが出たUさんの症例をご紹介します。
還暦を迎えた先月(7月)のある朝、目覚めてベッドから起き上がろうとした瞬間に、膝の裏に鈍痛を感じました。翌月に友人と呑む機会があり、その際にこの話をした所、友人の知り合いが「整体」を営んでおり紹介するので行ってみたらと助言を受け、早々に本院を訪れた次第でした。
今迄に整体・マッサージ等受けたことはありませんでしたが、友人の知り合いということで不安も無く、また最初の説明も丁寧で安心感一杯で治療を受け始めました。
野島先生の表情を拝見し、さらに安心感が増し、前回まで4回治療を受けてますが、最初に比べると格段に良くなっていると実感しています。
従来から股関節等が堅くもう諦めていましたが、今後も治療を継続し、身体全体を健康にしたいと思う今日この頃です。
※こちらは個人の感想です。あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
ある朝、起床時に突然膝の痛みが出てしまったUさん。
今まで膝が痛くなった経験も無く、このまま歩けなくなってしまうのではないかと、不安になっていました。
膝の痛みが出始めて間もなく、知人の紹介で整体院東葉コンディショニングを知り来院されました。
まず初めにUさんにお話しをお伺いすると、仕事でほぼ毎日10,000歩以上は歩いているとのことでした。
そのため、膝だけでなく足のアーチが崩れていないか確認するところから整体施術を開始しました。
足の状態を診ると、やはりアーチが崩れ足全体の柔軟性が無くなっていました。
足のアーチが崩れた影響で立位時の重心バランスも崩れ、その状態で歩くと膝に過度な負担が掛かってしまい、膝の痛みに影響を及ぼしていることが考えられました。
ここで、Uさんにも足のアーチの崩れと膝の痛みの関係を説明したところ、「なるほど!自分でも立っている時のバランスは悪いと思ってましたよ」、と納得されていました。
1回目の整体施術は足のアーチの調整から、足首、膝、股関節と下半身のバランスを整えた後、膝蓋骨(膝のお皿)の動きを出し、膝下の捻じれを取るように行いました。
整体施術直後は、歩行時の膝の痛みが無くなりました。
翌日、2回目の整体施術を実施。
1回目の整体施術直後は、膝の痛みが気にならなくなっていましたが、朝起きるとやはり膝に痛みが出ている状態でした。
そのため、2回目の整体施術では、前回同様足のアーチから下半身全体の調整に加え、ふくらはぎや太もも、膝裏の筋緊張をよく緩めることと、歩行時にスムーズに脚を動かせるように股関節の調整も行いました。
整体施術直後は、膝の痛みも無くなり、下半身を中心に体全体が軽くなっていました。
そして3日後、3回目の整体施術を実施。
2日目の整体施術が終わった後からは、起床時の膝の痛みは気にならなくなっていました。
しかし、長時間座っていたり、立っていたりなど、同じ姿勢が続いた後の歩き出しで、まだ膝に痛みが出る状態でした。
そこで、前回と同様に3回目の整体施術を行った後に、膝の負担を掛けないように、正しい立ち方と座り方、膝蓋骨の調整、足のアーチの調整が自分でできるエクササイズをアドバイスしました。
この時Uさんも「まだ少し膝の痛みは残っているけれど、初めの頃に比べるとすごく楽になっています!教えてもらった正しい姿勢やエクササイズもしっかりやります!」と嬉しそうに意気込んでいました。
1週間後、4回目の整体施術を実施。
常日頃から、膝に負担を掛けないように正しい姿勢やエクササイズを行った努力もあり、長時間同じ姿勢でいても、歩き出しの膝の痛みもほとんど気にならなくなっていました。
最初は、今後が不安になるほどの膝の痛みでしたが、「たった4回でこんなに良くなるなんて!ありがとうございます。」とUさんも喜んでいました。
現在も来院間隔を空けていきながら、膝の痛みが再発しないように定期的に来院されています。
ここで、膝の痛みで来院されたUさんへの施術例をご紹介します。
うつぶせで脚を開いた状態にし、骨盤をゆっくり揺らしていきます。
左右同じようにおこなうことで、骨盤のゆがみが整えられていきます。この手法で、骨盤のゆがみを整え背骨の動きを改善し、さらに腰背部の筋肉の緊張をとっていきます。
あおむけで骨盤を優しくゆらしながら、腰背部の筋肉の緊張をとっていきます。
腰背部から背中全体の筋肉の緊張が解消されると、生理弯曲や骨盤のゆがみも正常になり、背骨一つ一つの動きも改善されます。
横向き寝の状態で施術をし、脚のねじれを改善させていきます。
下肢アライメントとは、股関節、ひざ、足首、足までの配列のことです。カラダの土台になる下肢がゆがむと、歩行時や立位時に重心バランスをうまく安定させることができなくなります。
下肢アライメントを整えることで、その上部ある骨盤、胸郭、背骨などが安定し、カラダ全体のバランスを向上させます。
以上のことから、膝への過剰な負担を減らし、症状を改善させるために、下肢アライメント調整は非常に重要になります。
うつぶせで足部の調整を行い、内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチの3つを形成します。
足部に正しいアーチを作ることで身体を支える安定力、衝撃吸収力、運動能力を機能させることが出来るようになります。
大腿骨を牽引しながら、股関節の滑り、転がりといった関節運動の正常化を図ります。股関節の動きが改善されると、身体バランス、運動パフォーマンスが向上します。
あおむけで膝関節を動かしながら調整します。正しい軌道で関節を曲げ伸ばしすることで、膝関節周辺の筋肉弛緩、膝関節のストレッチ、膝蓋骨の可動改善を図ります。
秋葉原のUさんにアドバイスしたストレッチはこちら。
<効果>
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~注意点~
*痛みのない範囲で!
痛いことはなるべくしない方が、早い症状回復が見込めます。普段から痛みが出るような姿勢や動作はしないようにしましょう。我慢してやる必要はありません。
*適度な回数で!
たくさんやればやるほど、良くなる訳ではありません。1回やってみて、2回目をするときには30分以上あけて、1日数回に分けてやる方が効果的です。
膝の痛みの症状の改善、再発予防につながりますので、同じような症状でお悩みの方は試してみてください。
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