前かがみの姿勢で起こる腰痛は整体で解消!

慢性的な腰痛にお悩みの方で、特定の動作や姿勢で腰痛が出る経験がある方は多いと思います。

 

その中でも、「前かがみ」になると腰痛が出るという声をよく聞きます。

 

そこで今回は、なぜ前かがみ姿勢が腰痛を誘発するのか、原因と改善方法について説明していきます。

 

【目次】

 

 

◆前かがみで起こる腰痛の原因とは

なぜ、前かがみになると腰が痛くなるのでしょうか?その原因の一つとして、背骨の歪みがあります。

 

背骨は、頭側から順に7個の頚椎、12個の胸椎、5個の腰椎と、仙骨、尾骨から成り立っています。後ろから見ると直線ですが、横から見ると、頸椎と腰椎は体の前方に、胸椎・仙骨・尾骨では体の後方にゆるやかなS字の凸のカーブを描いており、これを「生理弯曲」と言います。

 

 

生理弯曲は、二足歩行の人間の身体をバランスよく支え、日常生活に適した姿勢を保つために役立っています。

 

この脊柱のS字のカーブが崩れて、腰椎のカーブが強くなったり失われたりすると、背骨で身体を支えることができなくなってしまいます。

 

そのため、腰背部、骨盤周りの筋肉に負担が掛かって緊張が強まり、可動域が失われていきます。

 

また、骨盤の歪みも前かがみの動作で痛みを引き起こす原因になります。

骨盤は、背骨を支える土台となる部分ですので、骨盤に歪みが起こると背骨の歪みにも影響し、腰背部、骨盤周りの筋肉の緊張を起こしやすくします。

 

こうした状態で前かがみをすると、必要以上に腰の筋肉を使う事になり、その結果腰痛を引き起こしてしまうのです。

 

また、仙腸関節や股関節、足周辺の筋肉の柔軟性も大切です。それがないと、前かがみになる時に骨盤から曲げることができず、背骨を曲げて前屈の動きをカバーするため、腰背部に非常に大きな負担を掛け、腰痛の原因になります。

 

 

◆前かがみになる時は、姿勢に注意!

日常生活において、前かがみ姿勢になることは頻繁にあります。顔を洗ったり、着替えでズボンや靴下を履く、物を拾う・持ち上げるなどは、前かがみ姿勢をとる瞬間です。

 

こうした時に痛みを出さないコツは、「膝」の使い方にあります。

 

荷物を持ち上げる時のカラダの使い方を例に考えてみましょう。

 

 

この時、写真のように膝を伸ばしていませんか?

 

このように膝を伸ばして荷物を持ち上げると、腰の力だけで荷物を持ち上げることになります。

また、背中が丸まるため、腰の筋肉も伸びきった状態です。

 

実は、筋肉が一番損傷しやすいタイミングは、「筋肉が伸びきった状態で力んだ時」のため、こうした身体の使い方は腰痛やぎっくり腰を引き起こしやすいのです。

 

 

正しい荷物の持ち方のポイントは、次の2点です。

 

①下半身の力を使って荷物を持ち上げる

腰の筋肉は伸ばされていない状態にするために、膝と股関節を曲げ、腰の角度を垂直にして、荷物に体を近づけるようにします。

 

②腰の筋肉が伸びていない状態から力を入れるようにする

上半身をかがませたり、反りすぎたりせずに、下半身の力を使って荷物を真上に持ち上げます。

 

このように、下半身を使うことで腰への負担を掛けずに、荷物を持ち上げることができます。

 

 

その他の日常生活動作は、この応用です。

 

床のものを拾う時は、膝を曲げて腰を落とします。両膝をしっかり曲げるのがつらければ、片足で膝立ちするような姿勢でも良いでしょう。

 

 

洗顔は、膝を曲げて腰を落とすところは共通ですが、更に、膝とお腹を洗面台に当て、そこに寄りかかるように体重をかけると、力が分散され腰に掛かる負担が減ります。

 

 

ズボンや靴下などは、イスに座っての着脱が望ましいですが、立っている場合は壁に寄りかかることで、背中の丸め過ぎを防げるでしょう。

 

 

 

◆前かがみで起こる腰痛に対する整体施術

前かがみで起こる腰痛を解消させるためには、痛みの出ている部分だけでなく、カラダ全体の歪みを整えていく必要があります。

 

そのため、整体施術では、痛みの原因となる生理弯曲の崩れを整えつつ、下肢や腰、背中の筋肉の緊張を緩め、骨盤や腰椎、仙腸関節などの動きを調整します。

 

そして、正しいカラダの使い方を身につけて、前かがみで痛みが起こらないようにしていきます。

 

慢性腰痛の整体施術についてはこちらをご覧ください。

慢性腰痛改善の方法

 

 

◆前かがみの姿勢で起きる腰痛の改善ポイント

負担を減らすことはできたとしても、前かがみの姿勢を避けてばかりはいられません。

 

根本的に、前かがみになった時に痛みを出さないようにするには、普段からの姿勢に注意することが大切です。

 

良い姿勢の癖付けは、常に意識する必要があるため、一朝一夕には身に付きません。けれども、できるようになって損をすることはありませんので、ぜひ試してみてください。

 

①正しい立ち方、座り方を身につける。

背骨のS字のカーブを崩さないためには、日常から姿勢に気を付けて歪みのない状態にすることが重要です。

 

特に、立ち方、座り方が悪いと骨盤が歪み、背骨のS字のカーブが崩れてしまいます。

 

前かがみの姿勢で掛かる腰の負担を減らすためには、正しい立ち方、座り方を身につける必要があります。

 

自分で出来る正しい立ち方、座り方をご紹介しますので、実践して姿勢の悪さを改善しましょう。

 

 

 

 

 

◆前かがみでの腰痛解消整体ストレッチ

最後に、前かがみ姿勢での腰痛が慢性化しないためのストレッチをご紹介します。

 

股関節が固いと、前かがみになる時に本来の可動以上に腰椎が前に倒れるため、腰背部に大きな負担が掛かります。

 

そのため、お尻まわり、足周りの筋肉をストレッチしてやわらかくしておくことで、負担の軽減に繋がります。

 

このストレッチによる効果は、以下のようなものがあります。

・骨盤の動きをスムーズにする

・股関節の柔軟性を高める

・正しい背骨のS字のカーブを形成する

 

ストレッチを続けることで、カラダのバランスや動きが良くなると、前かがみの時に腰部へ掛かる負担が軽減します。

 

自宅で簡単に行うことができるので、実践して腰痛を改善させましょう!

 

・足組ゆらゆら骨盤調整

https://youtu.be/azsOYFtiVik

 

・シムス位エクササイズ

https://youtu.be/AavwWCLnapM

 

・骨盤コロコロ体操

https://youtu.be/qWPd3bibKpY

 

・臀筋ストレッチ

https://youtu.be/ZKOcP52tU6g

 

 

◆まとめ

前かがみのような特定の姿勢や動きでの痛みには、理由があります。

日常生活から動きや姿勢を意識して、腰に負担を掛けないようにしましょう。

 

また、ストレッチなどのケアを行い、腰痛の原因を解消して、どんな姿勢でも動けるようになりましょう。

 

なかなか痛みの症状が解消されないという方は、是非一度整体院東葉コンディショニングにご相談ください!

 

 

Writer

小橋 悟

【資格】
・ 脳と身体の整体療法「QPR法上級認定」
・ ブレイン&ボディバランス研究所  会員
・ NPO法人日本心理カウンセラー協会 会員

子供の頃から母親のカラダの不調を見ていて、 施術家の道を志す。
現在は、月間約400回の施術をしながら、八千代院の院長を務めている。

ここまで磨き上げてきた施術技術・知識に加え、優しい人柄で、来院者さんからの信頼も厚い。

当社が開催するトップランナー整体実践塾やQPR法ベーシック講座、センターラインインソール資格取得セミナーなど、同業の治療家に対しての技術講師も担当している。

その功績を認められ書籍「腰痛解消!神の手を持つ12人 令和元年版」の1人に選ばれる。

   
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