股関節の違和感は腰痛の前兆!?

 

「そういえば、この腰痛が起きる前に股関節に違和感があったなぁ」と感じている皆さん。腰のマッサージや筋肉をストレッチしても、その腰痛は改善されなかったのではないでしょうか。なぜなら、その腰痛の原因は股関節にあるからです。

 

腰痛を改善するために、股関節の違和感との関係を確認し、原因を理解していきましょう。

 

 

【目次】

 

 

 

◆腰痛には前兆がある!?

日本人の84%が一生のうちに経験すると言われている腰痛。ストレッチなどをしても、中々腰痛が改善されないという声も多く耳にしますが、実は腰痛の原因は、腰以外にある場合があるのです。

 

その1つが股関節であり、見極めるポイントは、「腰痛の前兆として、股関節に筋肉の固さやひっかかり、つまるような違和感」があったかどうかです。

 

股関節と腰は部位が近く、痛みが出た部分を指し示す境界線が曖昧です。そのため、実際には股関節に痛みや違和感が出ていても、「腰周りに違和感があるなぁ」などと感じる方もいらっしゃいます。

 

そもそも「股関節」とは、どのあたりにあるのでしょうか?その位置と役割を確認し、腰痛の解消につなげていきましょう。

 

 

◆股関節の位置と役割

股関節は、いわゆる「鼠径部(そけいぶ)」と呼ばれる足の付け根のあたりを指します。

 

股関節は骨盤と大腿骨(太ももの骨)の継ぎ目部分です。「寛骨臼(かんこつきゅう)」という骨盤のおわん状のくぼみに、大腿骨の先端である「大腿骨頭(だいたいこっとう)」がはまり込んでいます。そして、このまわりを分厚い筋肉が覆っています。

 

 

その役割は、立ったり歩いたりするときに体重を支える、立った状態での腰の曲げ伸ばしや、ひねりの動作の軸であったり様々です。

この股関節の動きの悪さが、腰に負担をかけ腰痛を引き起こす場合があるのです。

 

 

◆股関節の代表的な疾患

股関節の動きが悪くなる理由に、重篤な疾患が隠れている可能性もあります。股関節の代表的な疾患を、確認してみましょう。

 

■先天性股関節脱臼

原因:生まれつきの股関節の脱臼です。

 

症状:股関節が骨盤の後方、上方に脱臼しています。仰向け寝で膝を曲げると膝の高さが左右違っていたり、股関節を屈曲しお腹に近づけると、クリッと音がして動きがスムーズでないなど、違和感や不安定感があります。足を外に広げる動きに欠け、内転筋という太ももの内側の筋肉が強く緊張しています。

 

■臼蓋形成不全

原因:大腿骨の骨頭を、屋根のように収めている骨盤側の臼蓋が浅く狭い状態のため、荷重を分散することができずに、部分的な負荷がかかります。その状態が長く続くと、その部分の軟骨がすり減っていき、変形性股関節症になりやすくなります。

 

臼蓋形成不全は、先天性股関節脱臼が原因となる先天的なものと、成長段階で起こる後天的なものがあります。病院でレントゲンを撮り臼蓋形成不全が見つかると、「将来的には変形性股関節症になるかもしれません」と言われることがあります。

 

症状:脚の付け根に時折痛みを感じるが、自然と回復します。長時間の立ち仕事や歩行のあとに、脚の付け根が痛くなることがあります。

 

■変型性股関節症

原因:過去の外傷や、微小な股関節の損傷(摩擦)の繰り返しによって、変形が起こります。また、先天性股関節脱臼の病歴がある方に起こりやすい疾患です。

 

症状:初期は動作の始めに強い痛みを覚え、動作中は軽減するのが普通で、症状の進行とともに痛みは持続的となり、歩行も休みながらでないと不可能になります。次第に夜間に痛みを感じるようになり、睡眠にも影響が出ます。

 

 

このような疾患では、手術を必要とする場合もあります。しかし、中には身体の歪みが原因で痛みが出ていることもあり、その場合は手術を避けることも可能です。

 

 

◆股関節に疲労がたまったり、動きが悪くなる原因「歪み」とは?

股関節に疲労がたまったり、動きが悪くなる大きな原因は、「歪み」です。

 

日常生活の中で、股関節に歪みを作ってしまう大きな原因に「座り方」があります。

女性の場合は、横座りや女の子座り、男性の場合はあぐらなど。また、イスに座って足を組んだり、立っている時に片足に体重をかけるのも、歪みを作り出す原因です。

 

もちろん、足を組まないように気を付けている方も、多いでしょう。けれども、座り仕事が長いと、それだけでお尻の筋肉が固くなり、動きを悪くしてしまいます。

 

こうした筋肉の固さがあると、本来の正しい状態で身体を使うことができません。周りの筋肉を無理に使った状態で運動などをすれば、筋肉は余計に固くなってしまいます。当然、筋肉が固くなれば関節も固くなり、股関節の動きが悪くなるので、その負担が腰にかかることで腰痛へと変わっていくのです。

 

 

◆歪みを改善するにはどうしたらいいの?

歪みを改善するには、まず骨盤の歪みを解消する必要があります。

股関節は骨盤の凹みに、はまるような形をしているので、骨盤が左右に傾くと、傾いた側の股関節により大きな負荷がかかります。そのままの状態が続くと、疲労の蓄積や動きの悪さに繋がるのです。

 

次に、疲労で固まった筋肉、動きが悪くなった関節を、正常な状態に戻していきます。そして間違った使い方を修正し、動作中の正しい動きをカラダに思い出させるのです。

そうすることで、股関節が本来の動きを取り戻し、腰への過度な負担が減り、腰痛が改善していきます。

 

では、その骨盤と身体の歪みはどのように改善すればよいのでしょうか?

その方法を知りたい方は、下記の身体の歪みを改善する、全41種類のストレッチの動画をご覧下さい。

 

全41種類のストレッチが学べる動画講座

 

 

◆まとめ

いかがでしたか?腰痛や股関節の違和感が、なかなか改善しない理由がおわかり頂けましたか?こうした痛みや、違和感の原因であるカラダの歪みを改善させることで、手術などを行わなくても、症状を解消することができるかもしれません。

 

腰痛の方も、そうでなくても股関節に違和感があるという方も、症状がひどくなる前に是非当院にご相談ください。

 

 

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