臀部の痛みは整体で解決!腰痛を引き起こす原因にも……

 

歩き過ぎや立ちっぱなしなどで、「臀部(お尻周り)」に痛みが起こることはありませんか?

その臀部の痛みは、慢性腰痛の原因になることもあります。

 

臀部の痛みの原因は、下肢や骨盤の歪みによるバランスの崩れによって、筋肉に負担が掛かってしまうからです。

 

今回は臀部の筋肉の働きと腰痛の関係、整体施術、ストレッチ方法を説明していきます。

 

 

【目次】

 

 

◆臀部の筋肉の働きとは

骨盤周りを覆う臀部の筋肉は、股関節の伸展(足を後ろに動かす)、内旋外旋(股関節を支点に回す)、骨盤を支えるなどの役割があり、「大殿筋」「中殿筋」「小殿筋」の三層構造になっています。

 

日常生活の中では、歩く・走る、足を横に踏み出すなどの動作、片足立ちになったときに骨盤が傾かないように保持したり、姿勢や重心の維持に関与しています。

 

運動時には、ランニングやダッシュ、ジャンプなどの動作で、最も重要な働きをする筋肉になります。

 

また、梨状筋などの深層の筋肉は、股関節の外旋、股関節を安定させる働きをしています。

日常生活上では、歩行時の方向転換で股関節を安定させ、運動時は、体の向きを変える際の軸足の動きに関与しています。

 

図:臀筋群の筋肉(アウターマッスル)

 

 

図:外旋六筋(インナーマッスル)

 

このように非常に重要な働きをしている臀筋の筋肉のため、疲労などにより柔軟性がなくなると、骨盤、股間節が不安定になり、バランスが崩れることで、臀部の痛みを引き起こす原因になるのです。

 

 

◆臀部の痛みと腰痛の関係

長時間の同じ姿勢や急な運動、過度な運動などが原因となり臀部が過緊張を起こし、柔軟性が不足してしまいます。

上記でも説明した通り、殿筋は股関節の伸展動作、骨盤を起こす動きをサポートしています。過緊張が起こり、その役割を果たせないと骨盤を起こすことができず後傾させてしまいます。

 

 

また、臀部の筋肉が弱いと、太ももの前側の筋肉で支えるようにバランスを取ろうとするため、重心が前側になり骨盤が前傾してしまうのです。

 

 

こうした骨盤の前傾、後傾は、腰周りだけでなく背中の筋肉や背骨にも影響を与えます。

 

 

背骨はS字のカーブを描いており、バランスの安定、姿勢維持、動作時に起こる衝撃の吸収・発散などの役割を果たしています。

しかし、骨盤の歪みからS字カーブが崩れると、背骨が上に挙げたような本来の役割を果たせなくなります。

すると、腰や背中などの筋肉を必要以上に使うことになり、負担が集中してしまうのです。

 

骨盤が前傾している状態だと、

・反り腰になる(腰の背骨のカーブが強くなる)

・お尻が出っ張る

・太ももが張りやすい

・カラダを反らす時に腰に痛みが出やすくなる

 

骨盤が後傾している状態だと、

・腰の背骨のカーブがなくなる

・猫背になる

・腰から背中の筋肉が張りやすくなる

・前かがみの姿勢で腰に痛みが出やすくなる

 

そして、こうした骨盤の前・後傾は、更に臀部の筋肉を緊張させ、骨盤の安定を失わせるという悪循環を引き起こすのです。

 

 

◆下肢の歪みが臀部の痛みを引き起こす影響とは

臀部に筋肉の固さや柔軟性の不足を引き起こすのは、骨盤の歪みだけではありません。

骨盤の歪みは、身体の土台となる下肢にも影響を及ぼします。特に股関節は臀部の筋肉と密接な関係にあります。

 

臀部の筋肉は、股関節の外旋時は縮み、内旋時は伸びるようになっています。

 

しかし、臀部の筋肉に異常があると、股関節が外旋・内旋して歪みを起こします。

臀部の筋肉が緊張し縮んでいると、股関節は外旋します。足のつま先が外側に開くように歪み、ガニ股の「O脚」の状態です。

 

反対に張りが強く伸ばされていると股関節は内旋します。これは「X脚」で、かかと同士をくっつけて立つと膝同士がぶつかる状態です。

 

 

このように、股関節の歪みが大きくなると、膝、足関節も同じように歪みを起こし、足が正しく動かせなくなります。

身体の土台となる下肢の歪みは、立ち姿勢でのバランスを崩し、身体の要となる腰や臀部周りに過度な負担を掛け、痛みを誘発する原因になります。

 

 

◆臀部の痛みに関連する症状

腰痛だけでなく、臀部に痛みやシビレを引き起こす代表的なものには、「腰椎椎間板ヘルニア」、「腰部脊柱管狭窄症」のような、腰椎周辺で神経が圧迫されることにより痛みやシビレを引き起こすものと、「坐骨神経痛」と言われるものがあります。

 

腰椎椎間板ヘルニアと腰部脊柱管狭窄症については、詳しくはそれぞれこちらをご覧ください。

腰椎椎間板ヘルニアhttps://toyoconditioning.com/youtsuitsuikanbanhernia/

腰部脊柱管狭窄症https://toyoconditioning.com/youbusekityukankyousakusyou/

 

坐骨神経痛とは、腰から足にかけて伸びている「坐骨神経」が圧迫・刺激されて痛みやしびれを伴う症状の総称です。

 

 

 

上に挙げた腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などでも坐骨神経の症状が出るケースが多いですが、MRIなどの検査で異常はないが、臀部から下肢にかけて痛みやシビレなどの症状が出ているときに、「坐骨神経痛」と診断されるケースが多いようです。

 

坐骨神経痛は、臀部の筋肉の固さが、その周辺を通る神経を圧迫することで痛みやシビレが生じますが、固さだけでなく、骨盤の歪みや傾きなどが原因の生理弯曲の崩れも大きく関係します。

 

背骨のS字カーブの過不足から全身のバランスが悪くなると、腰椎の椎間板への負担も大きくなり、脊柱管の中を通る神経を圧迫させることがあります。

 

また、バランスの悪さや筋緊張から血管を圧迫すると、血流の悪化からシビレを引き起こすこともあるのです。

 

その他に、足のシビレを伴う症状には「梨状筋症候群」があります。

 

梨状筋症候群とは、外傷やランニングなどのトレーニング中に股関節周りの筋肉の硬さが原因で神経を圧迫し、痛みやしびれを引き起こす症状のことです。

 

坐骨神経は梨状筋などの外旋六筋の中を通っています。股関節を内旋するとき(股関節を支点に内側に足をひねる)に臀部に痛みが出る場合は、外旋六筋の硬さで坐骨神経を圧迫されていることが考えられます。

 

 

◆臀部の痛みに対する整体施術

整体院東葉コンディショニングでは、臀部の痛みやシビレの根本的原因である骨格バランスを見極めて整体施術を行います。

 

腰痛や臀部に出る痛み・シビレの症状には、全身の姿勢バランスや筋肉の緊張が大きく関わっています。そのため、臀部の痛み解消のためには、患部である臀部だけでなく、痛みを引き起こす原因となる身体の骨格バランスの歪みを調整していく必要があります。

 

根本的原因となる骨格バランスが整わないと、痛みがすぐに再発したり、腰痛、股関節痛などの痛みを引き起こす可能性がありますので、整体施術による全身調整が必要です。

 

臀部の痛みを改善させるポイントは4つあります。

 

・カラダの歪みやねじれを解消し、全身のバランスを整えることで臀部に掛かる過度な負担をなくす。

・臀部に掛かる負荷を減らすため、背骨全体でカラダを支えられるよう生理弯曲を作る。

・疲労がたまり固まった筋肉、動きが悪くなった関節を正常な状態に戻していく。

・間違った使い方になってしまった股関節の動作中の正しい動きをトレーニングする。

これらのポイントを踏まえて、整体施術を行っていきます。

 

また、早期回復、再発防止のためには日頃の姿勢改善、正しいカラダの使い方を覚えることが必要です。

整体施術を通して、身体の痛みを取ることだけでなく、当院独自のストレッチや正しい姿勢、カラダの使い方のアドバイスを行い、症状改善に導いていきます。

 

臀部の痛みから、慢性腰痛や股関節痛、カラダの歪みなど起こすことがあります。

詳しい整体施術一例はこちらをご覧ください。

 

【慢性腰痛に対する整体施術】

https://toyoconditioning.com/manseiyoutsuu/

 

【股関節痛に対する整体施術】

https://toyoconditioning.com/kokansetsutsuu/

 

【カラダの歪みに対する整体施術】

https://toyoconditioning.com/karadanoyugami/

 

 

◆おすすめの臀部、足周りストレッチ

臀部の痛みの根本的原因である身体の歪みを整えるためには、足周りの筋肉の緊張を正常にする必要があります。

 

臀部の緊張で筋肉が硬くなると、臀部の痛みだけでなく腰痛や坐骨神経痛などの痛みやしびれを起こす恐れがあります。

 

今回は、整体院東葉コンディショニングでアドバイスしている足周りのストレッチをご紹介します。

 

お尻・太もも調整ストレッチ(4種類)

https://toyoconditioning.com/stretch_03/

 

このストレッチは、臀部の筋肉はじめ、ハムストリング、大腿四頭筋など効果的に伸ばすことができます。

足周りの緊張が原因で起きている腰痛にオススメです。お尻、太ももをよく緩めるようにしましょう!

 

 

自分で出来る骨盤調整エクササイズ(4種類)

https://toyoconditioning.com/stretch_02/

 

日常生活で歪む骨盤を、自分でも簡単に調整することができます。

 

また、骨盤周りの動きが良くなることで、腰と股関節の動きがスムーズになります。

骨盤調整を行うことで、可動域が広がり、腰周りの負担を減らすことができますので、こまめに歪みを整えるようにしましょう。

 

 

下肢バランス調整ストレッチ(3種類)

https://toyoconditioning.com/stretch_04/

 

このストレッチは、臀部の痛みの原因となる下肢の歪みを整えることができます。

 

下肢が歪んだ状態だと、腰だけでなく、膝、足首にも悪い影響を与えます。

身体の土台となる下肢を整えれば、正しい姿勢を保てるようになり、足の疲労も軽減できます。

 

 

◆まとめ

臀部の筋肉は、骨盤と下肢の歪みに大きく関わっています。

 

臀部の痛みを我慢し続けると、歩けなくなるほどの腰痛、股関節痛などを起こす可能性もあります。

ご自身で足周りの筋肉が固いと感じる方は、ストレッチを行い、痛み対策をしていきましょう。

 

ストレッチを行うことで、足周りの柔軟性も高まり、身体のバランスも改善するので、ストレッチを習慣化しましょう!

 

臀部の痛みが慢性的に続く、なかなか改善しないという方は、是非当院の整体施術を受けてみてください!

 

 

 

Writer

小橋 悟

【資格】
・ 脳と身体の整体療法「QPR法上級認定」
・ ブレイン&ボディバランス研究所  会員
・ NPO法人日本心理カウンセラー協会 会員

子供の頃から母親のカラダの不調を見ていて、 施術家の道を志す。
現在は、月間約400回の施術をしながら、八千代院の院長を務めている。

ここまで磨き上げてきた施術技術・知識に加え、優しい人柄で、来院者さんからの信頼も厚い。

当社が開催するトップランナー整体実践塾やQPR法ベーシック講座、センターラインインソール資格取得セミナーなど、同業の治療家に対しての技術講師も担当している。

その功績を認められ書籍「腰痛解消!神の手を持つ12人 令和元年版」の1人に選ばれる。

   
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