「そういえば、この腰痛が起きる前に股関節に違和感があったなぁ」と感じている皆さん。腰のマッサージや筋肉をストレッチしても、その腰痛は改善されなかったのではないでしょうか。なぜなら、その腰痛の原因は股関節にあるからです。
腰痛を改善するために、股関節の違和感との関係を確認し、原因を理解していきましょう。
YouTube動画で股関節の痛みや違和感を改善するためのエクササイズを紹介しています。
腰痛を引き起こす前に動画を見ながらやってみてください↓
【目次】
◆腰痛には前兆がある!?
日本人の84%が一生のうちに経験すると言われている腰痛。ストレッチなどをしても、なかなか腰痛が改善されないという声も多く耳にしますが、実は腰痛の原因は、腰以外にある場合があるのです。
その1つが股関節です。見極めるポイントは、「腰痛の前兆として、股関節に筋肉の固さやひっかかり、つまるような違和感」があったかどうかです。
股関節と腰は部位が近く、痛みが出た部分を指し示す境界線が曖昧です。そのため、実際には股関節に痛みや違和感が出ていても、「腰周りに違和感があるなぁ」などと感じる方もいらっしゃいます。
そもそも「股関節」とは、どのあたりにあるのでしょうか?その位置と役割を確認し、腰痛の解消につなげていきましょう。
消えない股関節の痛みや違和感への東葉コンディショニングの整体施術は、こちらからご覧ください。
◆股関節の位置と役割
股関節は、いわゆる「鼠径部(そけいぶ)」と呼ばれる足の付け根のあたりを指します。
股関節は骨盤と大腿骨(太ももの骨)の継ぎ目部分です。「寛骨臼(かんこつきゅう)」という骨盤のおわん状のくぼみに、大腿骨の先端である「大腿骨頭(だいたいこっとう)」がはまり込んでいます。そして、このまわりを分厚い筋肉が覆っています。
その役割は、立ったり歩いたりするときに体重を支える、立った状態での腰の曲げ伸ばしや、ひねりの動作の軸であったり様々です。
この股関節の動きの悪さが、腰に負担をかけ腰痛を引き起こす場合があるのです。
◆股関節に疲労がたまったり、動きが悪くなる原因「歪み」とは?
股関節に疲労がたまったり、動きが悪くなる大きな原因は、「歪み」です。
日常生活の中で、股関節に歪みを作ってしまう大きな原因に「座り方」があります。
女性の場合は、横座りや女の子座り、男性の場合はあぐらなど。また、イスに座って足を組んだり、立っている時に片足に体重をかけるのも、歪みを作り出す原因です。
もちろん、足を組まないように気を付けている方も、多いでしょう。けれども、座り仕事が長いと、それだけでお尻の筋肉が固くなり、動きを悪くしてしまいます。
こうした筋肉の固さがあると、本来の正しい状態で身体を使うことができません。周りの筋肉を無理に使った状態で運動などをすれば、筋肉は余計に固くなってしまいます。
当然、筋肉が固くなれば関節も固くなり、股関節の動きが悪くなるので、その負担が腰にかかることで腰痛へと変わっていくのです。
股関節と腰痛の関係について詳しくはコチラ↓
https://toyoconditioning.com/blog/denbunoitami-seitai/
◆歪みを改善するにはどうしたらいいの?
歪みを改善するには、まず骨盤の歪みを解消する必要があります。
股関節は骨盤の凹みに、はまるような形をしているので、骨盤が左右に傾くと、傾いた側の股関節により大きな負荷がかかります。そのままの状態が続くと、疲労の蓄積や動きの悪さに繋がるのです。
次に、疲労で固まった筋肉、動きが悪くなった関節を、正常な状態に戻していきます。そして間違った使い方を修正し、動作中の正しい動きをカラダに思い出させるのです。
そうすることで、股関節が本来の動きを取り戻し、腰への過度な負担が減り、腰痛が改善していきます。
では、その骨盤と身体の歪みはどのように改善すればよいのでしょうか?
その方法を知りたい方は、下記の身体の歪みを改善する、全41種類のストレッチの動画をご覧下さい。
https://toyoconditioning.com/stretch_00/
◆まとめ
いかがでしたか?腰痛や股関節の違和感が、なかなか改善しない理由がおわかり頂けましたか?こうした痛みや、違和感の原因であるカラダの歪みを改善させることで、手術などを行わなくても、症状を解消することができるかもしれません。
腰痛の方も、そうでなくても股関節に違和感があるという方も、症状がひどくなる前に是非当院にご相談ください。