【腰痛体操】腰椎椎間板ヘルニアの方に!整体師おすすめストレッチ

 

腰椎椎間板ヘルニアによる腰の痛みって辛いですよね。

病院などで治療を受ける以外にも、自分でも出来る腰痛体操などで、少しでも楽になるのであれば、試してみたいもの。

 

今回は腰椎椎間板ヘルニアの方が、自宅で簡単にできる腰痛ストレッチをお伝えしていきます。

 

【目次】

 

 

◆腰椎椎間板ヘルニアと身体のゆがみの関係

腰椎椎間板ヘルニアによる腰痛でお困りの方の体を見てみると、ほとんどの方が身体に大きなゆがみを抱えています。

 

・猫背の状態で、1日に何時間もパソコンやスマートフォンを使っている。

・よく足を組んで座っている

・片足重心のまま、何時間も立ち仕事をしている。

・片方の肩ばかりに荷物をかけている

・ゴルフや野球など片側に体をひねるスポーツをしている

 

など、 このように長時間偏った姿勢でいることは、体の土台となる骨盤や、大黒柱である背骨をゆがませ、周辺の筋肉を疲労させてしまいます。

同時に、背骨のクッションでもある椎間板に偏った負荷が掛かり続けると、椎間板ヘルニアの原因となってしまうのです。

 

◆腰椎椎間板ヘルニアの主な症状

腰椎椎間板ヘルニアは、椎間板が押しつぶされ、中にあるゼリー状の物質(髄核)が外に飛び出した状態を言います。

 

    

 

このゼリー状の物質(髄核)が外に飛び出した状態になっても、神経に触れないと痛みやしびれなどの症状は出ないこともあるため、長い間無症状のまま、ヘルニアが自然消滅、あるいは縮小するケースも少なくありません。

 

症状が出た場合、腰の急な激痛(急性型)、鈍い腰痛がしつこく続く(慢性型)、足やお尻にしびれが出たり、前かがみになると痛みやしびれが強まるのが特徴です。

 

明らかな原因があって発症するケースが多いのですが、原因がはっきりせず突然腰痛が生じることも少なくありません。

また、徐々に進行し、いつの間にか痛くなっていたケースもあります。

前かがみがしづらくなり、立ち上がる時や咳やくしゃみをすることによっても、痛みは強くなります。

 

片側の臀部や大腿部などの下肢に、痛みやしびれが生じる「坐骨神経痛」を発症することがあるのも特徴です。

 

20~50歳代の男性、特に働き盛りの20~30代によく見られ、逆に60代以降の高齢者には少ないのも特徴の一つです。

加齢や腰への負担の蓄積などによる椎間板の劣化が原因です。

 

腰痛の実に85%は原因不明だといわれており、残り15%のうち、椎間板ヘルニアが原因であると特定できるのはわずか5%程度に過ぎないといわれています。

 

椎間板ヘルニアと言うと、すぐ手術と思いがちですが、実際は手術が必要な「病的なヘルニア」はごく少数で、軽度の痛みやしびれなどが現れているだけであれば、けん引や痛み止めの服用などで様子を見ることがほとんどです。

 

下肢の筋力低下や麻痺が著しくなったり、排尿・排便機能障害が出た場合などが、手術を必要とするケースにあたります。

 

東葉コンディショニングの腰椎椎間板ヘルニアへの整体施術は、コチラをご覧ください。

 

 

◆腰椎椎間板ヘルニアの方にオススメ3つの腰痛体操

腰椎椎間板ヘルニアにおすすめのストレッチ動画です。

わかりやすく説明していますので、見ながら一緒にやってみてください!

 

1.骨盤のゆがみ解消 腰痛体操「足組みゆらゆら骨盤調整」

まず、体の土台となる骨盤のゆがみを整えていきましょう。

座る場所さえあれば、いつでもどこでも簡単にできる骨盤調整法です。

こまめにチェックして、身体の歪みを整えることで、バランスの良い状態をキープしていきましょう。

 

 

2.背骨のゆがみ解消 腰痛体操 「シムス位ストレッチ」

次に、身体の大黒柱でもある背骨のゆがみを整えていきましょう。

 

 

3.椎間板ストレッチ 腰痛体操 「ひざ抱えゆらし」

最後に硬くなった椎間板をストレッチし、柔軟性を取り戻す腰痛体操です。

 

 

どのストレッチも長時間やる必要はありません。

ご紹介した腰痛ストレッチを3つを行っても、10分もかからないと思います。

 

腰椎椎間板ヘルニアによる腰痛を早く解消させたい場合は、たかがストレッチと思わず、お風呂上りと朝起き掛けなど1日に2~3回行えるといいでしょう。

 

 

◆腰痛ストレッチ以外に自宅でできる腰痛解消法

他にも、筋肉の緊張を和らげるために、毎日ゆっくりお風呂に入り、体を温め血流改善に努めることも大切です。

じんわり汗をかく程度、10~20分前後湯船につかるといいでしょう。

 

 

椎間板ヘルニアによる腰痛をお持ちの方は、常に腰に負担をかけ続けています。

浮力が腰への負担減らすことにもつながるため、シャワーやサウナよりもお風呂がオススメです。

 

毎日お風呂に入るだけで、腰痛の症状が緩和する方も少なくありません。

お風呂に入ったあと、紹介したストレッチを行ってから寝ることを、習慣にしていきたいですね。

 

自分にあった腰椎椎間板ヘルニアによる腰痛ストレッチや、他の腰痛改善方法を知りたい方は、是非一度東葉コンディショニングまでご相談ください。

 

 

 

Writer

小橋 悟

【資格】
・ 脳と身体の整体療法「QPR法上級認定」
・ ブレイン&ボディバランス研究所  会員
・ NPO法人日本心理カウンセラー協会 会員

子供の頃から母親のカラダの不調を見ていて、 施術家の道を志す。
現在は、月間約400回の施術をしながら、八千代院の院長を務めている。

ここまで磨き上げてきた施術技術・知識に加え、優しい人柄で、来院者さんからの信頼も厚い。

当社が開催するトップランナー整体実践塾やQPR法ベーシック講座、センターラインインソール資格取得セミナーなど、同業の治療家に対しての技術講師も担当している。

その功績を認められ書籍「腰痛解消!神の手を持つ12人 令和元年版」の1人に選ばれる。

   
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