腰痛の原因には普段の姿勢が大きく関係している!?

皆さんは、日頃から姿勢を意識しているでしょうか?

 

椅子に座ると足を組む、肘をついて横になる、背中を丸めて座っているなど、「楽だから」という理由で姿勢を崩している人は多いはず。

 

実は、こういった姿勢を繰り返すことによって、ぎっくり腰や腰椎椎間板ヘルニアをはじめとする、腰痛の原因を作ってしまうのです。

 

ではなぜ、姿勢の悪さが腰痛の原因となるのか、ご紹介しましょう。

 

 

【目次】

 

 

◆腰痛と姿勢の関係

腰痛に悩まされている方の共通点に「姿勢の悪さ」が挙げられます。

人間の背骨は、本来緩やかなS字カーブを描いており、これを「生理弯曲」といいます。

 

 

椎骨という骨が連なって出来ており、椎骨と椎骨の間にはクッションの役割も持つ「椎間板」があります。

 

我々は、重力の影響を受けながら生活をしており、姿勢が悪いと、椎間板や筋肉の一部もしくは多部に、過度な負荷が掛かる状態が続きます。

 

 

その状態が続くと、筋肉の過緊張(コリ)、血液やリンパ液などの体液の循環悪化、疲労の増大などが原因で、痛みや神経からのシビレなどの症状が引き起こされてしまいます。

 

ぎっくり腰や腰椎椎間板ヘルニアをはじめとする「腰痛」とサヨナラし、健康的な毎日を過ごすためには、重力と仲良く付き合うことが大切なのです。

 

そのために必要なのが「姿勢を良くする」ことです。腰痛の原因となるカラダへの過度な負荷が減り、必要最低限の力で生活が出来るようになれば、カラダも疲れづらくなります。

 

特に、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など、骨や軟骨などに問題がある方には、非常に大切なことです。

 

地球上で生活をしている限り、重力を無視することはできません。姿勢に注意し、ストレッチの実施や整体を受けることで、日頃からカラダを整えるよう心掛けましょう。

 

 

◆正しい姿勢とは?

良い姿勢とは、「背筋を伸ばし胸を張ったもの」と考えがちです。しかし、その姿勢を無意識にできないというのであれば、今の姿勢は正しいものではありません。

 

皆さんも、経験があるのではないでしょうか。背筋を伸ばし、筋肉で保とうとしても、その姿勢は5分と続きません。

 

むしろ、頑張って姿勢を矯正しようとした結果、逆に腰痛になってしまったという方が、整体院東葉コンディショニングにもたくさんいらっしゃいます。

 

よくやりがちなのが、手を後ろで組み、肩を後ろに下げて背中を反らす姿勢です。座って作業している合間に、この姿勢をしている人は少なくないはず。

 

縮まった筋肉を伸ばすストレッチとして行うのであれば良いのですが、中にはその姿勢を無理に続けたことが原因で、ぎっくり腰などの腰痛を引き起こす方もいます。

 

特に、高齢の方で骨粗鬆症の方や、骨粗鬆症による圧迫骨折を経験されている方は、注意が必要です。無理に背筋を伸ばすことで、急激に筋肉や椎間板に負担がかかるため、他の部分まで圧迫骨折を起こす原因になることもあるのです。

 

また、若い年代の方もスポーツなど激しい動きや、急な動作をすると椎間板に大きな負担がかかるため、ぎっくり腰や腰椎椎間板ヘルニアなどの症状が出てしてしまう場合があります。

 

それでは、どのような姿勢が正しいのかを確認してみましょう。

 

  • 立ち姿で歪みチェック

壁に背中をつけるように、真っ直ぐに立ちます。

壁にかかと、ふくらはぎ、おしり、肩、後頭部がついているか確認します。

 

 

腰と壁に手のひら1枚以上の隙間がある場合は「反り腰」。頑張らないと、肩と後頭部が壁につかない方は「猫背」です。

 

反り腰や猫背は、背骨の生理弯曲が崩れた姿勢です。こうした兆候がある方は、今痛みが無くても、いつ痛くなるかわからない「ぎっくり腰予備軍」と言っても過言ではないと思います。

こうした方が正しい姿勢を意識せず、力を抜いてキープできるようになるには、骨盤や全身の歪みを整えなければなりません。

 

そのためには、姿勢が悪くなる原因を知り、再発を防ぐ術を身に付ける必要があります。整体院での施術で姿勢や腰痛などの症状が改善されても、すぐ元に戻ってしまうのでは困るのです。

 

まずは、正しい姿勢をつくるところから始めましょう。

 

 

 

◆正しい立ち方・座り方

<正しい立ち方>

1.まず、その場で足踏みをします。その時の足の位置があなたの自然な足幅です。

その足幅で、下の写真のようにつま先立ちをします。

 

※反り過ぎはNG!

 

2.踵をゆっくり上体が反らないように静かに下ろします。

 

 

今まで上体が後ろに反っていた人が、もともとの位置に戻るだけで前のめりになった感覚があると思いますが、横から見るとちょうどよく自然な姿勢で安定しているので、すぐに慣れます。

<正しい座り方>

1.正しい立ち方をしたら、そのまま椅子に浅く腰かけます。このとき、背もたれは使わないようにしましょう。

 

 

 

 

 

※背中を丸める、反り過ぎには注意しましょう。

 

 

2.背もたれを使う場合は、椅子に深く腰かけて、正しい姿勢で座ってから背もたれを使います。このときも背中が丸まらないように気をつけましょう。

 

 

正しい姿勢を保つのは難しいので、長時間座ったり立ちっぱなしになるときは、休憩がてら姿勢を見直すことをオススメします。

 

 

◆姿勢が崩れる原因とは?

人は皆、「体の使い方の癖」を持っており、右利きの人もいれば左利きの人もいたり、無意識の中で左右どちらか一方を多く使う生活をしています。

 

たとえば、いつも同じ場所に座って体をひねってテレビを見ていたり、いつも同じ方の肩にカバンをかけていたり、体の歪みはこうしたバランスの相違や、日常生活のクセ、反復動作、同じ姿勢をとり続けるなどの、筋肉が緊張した状態が持続することで起こります。

 

そのため、歪みを根本的に解消するには、体を調整することはもちろんのこと、「なぜそのような歪みをつくってしまったか」を知り、腰痛症状の原因となる生活習慣を改善していくことが重要になります。

 

 

◆歪みや姿勢を改善するメリット

上記にもあった日常生活での姿勢不良などの悪習慣や、身体の使い方の偏りなどで身体が歪んでいると、腰だけでなく身体の色々な箇所に必要以上の負担をかけてしまい、様々な症状を引き起こします。

 

本来人間には、歪みを元に戻したり疲労を回復する「自然治癒力」が備わっており、健康な状態を維持するように働いています。

 

しかし、長時間の歪んだ状態は、椎間板や筋肉の一部分への過度な負荷や、血液・リンパ液などの体液の循環悪化を招き、酷くなると神経を圧迫することもあるのです。

 

すると、自然治癒力が十分に発揮できなくなったり、治る力よりも疲労の方が上回り、ぎっくり腰や椎間板ヘルニアなどの腰痛をはじめ、様々な身体の不調が出てしまうのです。

 

骨盤の歪みや猫背姿勢などは、このような状態や症状を引き起こす原因と考えています。

 

人間が本来持つ、バランスを調整する驚異的な仕組みを正常に稼働させることで、自由に動かせる身体をつくり、身体動作にかかる負担を最小化することに繋げていけるのです。

 

 

◆まとめ

姿勢を正し、良い身体の状態を保つことは、健康な毎日を過ごすために非常に大切です。

 

腰痛の症状を予防・改善するためには、定期的に全身の歪みを解消し、また日頃からの適度な休息や姿勢の改善、エクササイズの実施などを継続して行うことをオススメします。

 

腰痛症状の改善、体の歪みを整えるエクササイズを知りたいという方は、こちらの書籍をぜひご覧ください。

[書籍:痛みのない身体になる究極の整体術]

Writer

小橋 悟

【資格】
・ 脳と身体の整体療法「QPR法上級認定」
・ ブレイン&ボディバランス研究所  会員
・ NPO法人日本心理カウンセラー協会 会員

子供の頃から母親のカラダの不調を見ていて、 施術家の道を志す。
現在は、月間約400回の施術をしながら、八千代院の院長を務めている。

ここまで磨き上げてきた施術技術・知識に加え、優しい人柄で、来院者さんからの信頼も厚い。

当社が開催するトップランナー整体実践塾やQPR法ベーシック講座、センターラインインソール資格取得セミナーなど、同業の治療家に対しての技術講師も担当している。

その功績を認められ書籍「腰痛解消!神の手を持つ12人 令和元年版」の1人に選ばれる。

   
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