急な腰痛はぎっくり腰かも?その原因とは?

 

今や、日本人の90%が一度は経験していると言われる「腰痛」ですが、慢性的な腰痛から突然強い痛みに襲われるなど様々です。

中でも、突然激痛が走る腰痛は、聞き馴染みのあるぎっくり腰かもしれません。

 

今回はぎっくり腰の原因と対処法について書いていきます。

 

 

【目次】

 

 

◆ぎっくり腰とは

そもそも、ぎっくり腰とはどのような腰痛のことでしょうか?

 

ぎっくり腰とは、顔を洗おうと中腰になったり、重い物を持ち上げようとしたり、高いところの物を取ろうとしたりなど、何かの拍子に突然激しい腰痛に襲われ、動けなくなる症状のことをいいます。

 

ぎっくり腰とは、いきなり腰が痛くなることを指す言葉ですが、正式名称は急性腰痛症といい、椎間関節と呼ばれる背骨一つ一つを繋いで支えている関節の捻挫によって、起こる症状です。

 

ぎっくり腰は、安静にすれば治ると思われがちですが、素人判断はとても危険です。

 

なぜなら、「椎間板ヘルニア」や「脊椎分離症」、また、背骨が自身の体の重さに耐えきれずに潰れてしまう「脊柱圧迫骨折」などが、何かの拍子に急激に発生したときにも、ぎっくり腰に似たような症状が現れるからです。

 

そのような場合は、安静にしているだけでもなかなか良くならなかったり、シビレなどの神経症状が現れたりすることもあります。

 

シビレがないか、感覚が正常であるか、足が動かせるかをチェックし、異常がある時は重症の可能性もあるので、すぐに病院で検査を受けることをオススメします。

 

 

 

◆ぎっくり腰・腰痛の原因とは

ぎっくり腰になる原因として、以下の4つが挙げられます。

 

1.疲労が蓄積している

普段から力仕事が多かったり、一日中立ちっぱなしや座りっぱなしでいるなど、慢性的に腰に負担のかかる生活をしていると、ある日その許容量を超えた時に、ぎっくり腰になることが非常に多くあります。

 

ぎっくり腰は、筋肉のバランスが崩れ、炎症を起こしかけている、あるいは軽く起こしている状態なので、少しでも違和感があったら安静にしておくことをおすすめします。

 

また、内臓の疲労が腰痛に関わっているということもあります。

 

疲労によって内臓が弱り硬くなると、周辺の筋肉も衰えて硬くなってしまいます。本来内臓を支えているまわりの筋肉が硬くなることで、筋肉でカバーしていた圧力が腰への負担となります。

 

すると、腰部の筋肉が圧迫されて血流が悪くなり、ぎっくり腰のような腰痛に繋がるのです。

 

そのため、暴飲暴食をしない、体を冷やす食べ物や飲み物を摂取しすぎない、アルコールを控えるなど、食生活にも気をつけましょう。

 

 

2.背骨の生理弯曲が崩れている

背骨は、後ろから見ると真っ直ぐになっていますが、横から見てみると、頸椎と腰椎は体の前方に、胸椎・仙骨・尾骨では体の後方に、それぞれ凸のゆるやかなカーブを描いています。

 

これを生理弯曲といいます。二足歩行の人間の身体をバランスよく支え、日常生活に適した姿勢を保つために役立っています。

 

しかし、日常生活でこの背骨に負荷がかかるような姿勢(前傾姿勢、中腰姿勢、猫背など)を続けていたり、体をねじるような作業や動作を繰り返すことによって、この生理弯曲が崩れたり歪んだりします。

 

すると、背骨で身体を支えることができず、腰や背中の筋肉などを必要以上に使うことになり、負担が腰に大きく掛かり、腰痛を引き起こします。

 

ぎっくり腰・腰痛で来院される方は、本来前彎であるはずの腰椎が、反対の後彎の状態になっている方が多いです。

 

 

3.下肢のアライメントが崩れている

「アライメント」というのは「本来あるべき構造」のことを指します。

すなわち、下肢のアライメントが崩れている、というのは、膝や股関節など、脚部の構造が悪くなっているということを示します。

 

これによって、筋肉の使い方のバランスが悪くなり、その結果、腰の筋肉に疲労が蓄積し、ギックリ腰を誘発する原因になるのです。

 

 

4.足のアーチが崩れている

実は、足のアーチには三つの重要な機能があります。

 

・立った状態で姿勢をしっかり保持するための安定性

・歩行やランニング、スポーツなど運動の際に、動く力を地面に確実に伝える機能

・クッションのように働くことで体重や過度にかかる力を緩和して、衝撃を吸収する機能

 

この足のアーチが崩れた状態だと、体の重心が外側や前側になったりして、全身の骨がバランスを保てず、骨格ではなく筋肉で身体を支えている状態になってしまいます。

 

また、「3.下肢のアライメントが崩れている」と同様、歩行時や立っている時の筋肉のバランスも悪くなってしまい、結果として腰への負担も大きくなり、ぎっくり腰の原因となってしまうのです。

 

 

◆ぎっくり腰になったときの対処法

ぎっくり腰かもしれないと思ったら「絶対安静」が原則です。

 

ぎっくり腰になると、腰部に炎症が生じて、周囲の筋肉が異常に緊張します。

「痛い!」という身体の反応から身を守るために、脊髄反射によって持続的な筋肉の緊張が増加し、ずっと力が入った状態になることが原因です。

 

適切な処置がされれば、炎症は2、3日ほどで沈静化し、痛みも落ち着いてきます。

しかし、安静が保たれていないと、なかなか痛みが治まらないどころか、さらに筋肉の緊張を強め、痛みと筋肉の緊張の悪循環に陥り、腰痛から抜け出せなくなってしまいます。

 

こうなると、炎症が沈静化した後も痛みが尾をひき、痛みと緊張の軽減を大きく遅らせることになります。

 

ぎっくり腰の際に最も重要な処置は、「安静にすること」と「冷却すること」です。

 

まずは、一番痛みが軽くなる姿勢で休みましょう。

 

一般的には、膝を曲げて横向きに寝る「胎児のポーズ」 や、

 

四つん這いの姿勢が楽です。特に四つん這いは、当院での施術の際にも用いる姿勢ですが、重力によって背骨の生理弯曲の形成も促してくれます。

 

また、患部の炎症を抑えつつ、痛みを軽くするために冷却します。

ビニール袋に氷と水を入れて、熱感の強い患部に当てます。患部のジンジンとした痛みの感覚が無くなって来たら、冷却を終了します。

 

それ以上のやり過ぎは、凍傷にも繋がることがあるので、気を付けてください。患部の熱感が出て来たら、再度冷却します。

 

そして、痛みが落ち着いてきたら、少しずつ体を動かすようにしましょう。

強く緊張してしまった筋肉の緊張を、ゆっくりとほぐしていくことで、症状を早く改善させることができます。

 

 

◆ぎっくり腰を繰り返さないためにはどうすれば

一度ぎっくり腰を起こした方は、実は再発しやすい状態にあります。

 

それは、ぎっくり腰になりやすい人の特徴で解説した「背骨の生理弯曲」「下肢のアライメント」「足部のアーチ」など、身体の歪みやバランスが悪く、腰に負担をかけやすい骨格や筋肉の状態であることが多いからです。

 

崩れてしまったバランスは、放置していても元には戻りません。整体でしっかりと身体のメンテナンスをし、原因を根本から取り除いていくことが、ぎっくり腰の対策としてとても重要になります。

 

ぎっくり腰や慢性腰痛を防ぐためには、まずは筋肉の疲労を溜めない事、骨格の歪みを整えてあげることが大切です。

 

 

 

 

整体院東葉コンディショニングは、ぎっくり腰・慢性腰痛の根本的な原因の部分から整体施術を行っています。

早期の症状から、取り除いていくことが早期改善に繋がりますので、腰に違和感が出始めたら、是非当院にご相談ください。

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