卓球と聞いて、皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか?卓球は宿にある遊戯スペースで、温泉に浸かったあとに娯楽の一つとして楽しむものだというイメージがあるかもしれませんね。
しかし、卓球の世界選手権などのテレビ中継を、一度でも見たことがある人は、こう言うでしょう。
「卓球は、激しいスポーツだ」と。目にも止まらぬ速さで、繰り広げられるピンポン玉の応酬。そんな卓球選手に多い怪我の一つが、「卓球肘」です。
今回は、世界の卓球プレイヤーをも悩ませる卓球肘の原因と、その改善のための整体施術について説明します。
【目次】
◆卓球肘とテニス肘の違いとは?
「卓球肘」とは俗称で、正式には、「上腕骨外側上顆炎」(じょうわんこつがいそくじょうかえん)と言います。
実は、「テニス肘」や「ゴルフ肘」として整形外科を受診しても、同じ病名を言われます。
卓球肘の症状は、最初は運動後だけ肘の外側に痛みが発生します。
進行すると、タオルを絞る、ペットボトルの蓋を開ける、といった日常生活の動作でも痛みが出るようになります。
この状態で無理を続けると、痛みが悪化し競技どころではなくなります。
◆卓球肘かどうか自分で確認する方法
卓球肘かどうかを確認するための「トムゼンテスト」をやってみましょう。
①痛みの出ている方の手をグーにしてこぶしを作ります。
②こぶしを作った腕を真っ直ぐ伸ばします。
③反対の手でこぶしを押さえつけ、反らせないように抵抗をかけます。
④この時に、肘の外側(上腕骨外側上顆)に痛みが出れば卓球肘です。
テストのやり方がよく分からない方は、手の平を下に向けて伸ばしたり、重い物を持とうとした時に肘の外側に痛みが出るかどうかをみる、簡易テストもあります。
◆卓球肘の一般的な治療法とは?
卓球肘の治療は、下記の対症療法が一般的です。
・安静にする
・アイシングをする
・サポーターをする
・痛み止めの注射や薬を服用する
これらの処置をしていくことで、痛みが緩和されます。
しかし、競技を再開すると、再び痛みが出てしまう人も多くみられるのも事実です。
痛みを治すためには、使いすぎの肘を休ませることも、アイシングで肘周辺の状態を改善させることも重要ですが、ひじ痛を根本的に改善させていくためには、体全体の歪みや筋肉の緊張を改善させた上で、ひじの治療をしていく必要があります。
◆卓球肘に対する東葉コンディショニングの整体施術の考え方
卓球肘の痛みが起こらないようにするには、ひじ痛の根本的原因を解決する必要があります。
私たちはひじ痛の原因は、オーバーユースだけでなく「体の歪み」が大きいと考えます。
体幹が歪むことで、肩関節の位置がずれ、肘関節、手首の関節も正常な位置ではなくなります。
結果として、腰や背中、肩といった、全身運動の連動性が悪くなり、最終的に肘に負担が掛かり痛みが生じます。
ひじ痛を繰り返し起こす原因も、全身の連動性が悪くなり、肘に負担が集中することで起こります。
そのため、整体院東葉コンディショニングでは、ひじ痛の根本的原因解消のために、カラダ全身の歪み調整を行い、肩や腕のねじれを解消し、肘に負担がかからないように調整していきます。
卓球肘と同様の症状「テニス肘」(上腕骨外側上顆炎)の整体施術についてはこちらをご覧ください。
https://dekiru-no1.com/tenniselbow/
◆まとめ
卓球選手のひじ痛の症状や原因、当院の施術の考え方についてお伝えしてきました。
卓球選手のひじ痛を完治させるためには、ひじ痛になるプロセスを理解することが大切です。
そこを理解していないと、一時的に症状が回復しても、根本的な原因が改善されたとはいえず、ひじ痛に悩まされ続ける可能性があります。
ひじ痛でお悩みなら、是非一度、整体院東葉コンディショニングにご相談ください。
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