腰痛は、人が一生のうちに一度は経験すると言われている症状です。
「腰椎椎間板ヘルニアで脚が痺れる」「坐骨神経痛がツライ」「慢性腰痛が治らなくてツライ」「たびたび腰が痛くなる」といった症状でお困りの方が知りたがることを調べたところ、原因、症状、治し方、ストレッチの順に多いことが分かりました。
そこで、皆さまが一番興味をお持ちの腰痛の原因から、順にお話を進めていきたいと思います。
【目次】
- 腰痛の8割が原因不明って本当?
- 腰痛の原因と分類
- 腰痛の種類
- 一般的な治療法
- 東葉コンディショニングの腰痛回復理論
- 腰痛の方に意識して欲しい生活上の注意点
- 自分で簡単にできるゆがみ解消ストレッチ
- 慢性的な腰痛を完治させるためには
◆腰痛の8割が原因不明って本当?
「腰が痛くて整形外科に行ったら、原因不明と診断された…」という話を聞いたことはありませんか?
腰痛になった時、一番最初に行くのが整形外科ですが、そこで原因が分からないことなんて本当にあるのでしょうか?
患者側としては、原因がわかれば対処の方法があると思うのが当然ですよね。
しかし、人のカラダは複雑であるため、85%の腰痛の原因が分からないというのが現実です。
腰痛は特異的腰痛と非特異的腰痛と呼ばれるカテゴリーに分けられます。
特異的腰痛とは、レントゲン検査やMRI検査、血液検査などによって、腰痛の原因を突き止める事が可能なものを指します。例えば、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎分離すべり症、腰椎変性すべり症などです。
非特異的腰痛とは、各種検査機器で調べても、その腰痛の原因が分からないものを指します。
ここで問題となるのが、特異的腰痛と非特異的腰痛の比率です。
病院などでの検査機器を用いた診察で、特定可能な特異的腰痛の比率は僅か15%に過ぎません。
例えば、レントゲンでは骨折は確認できますが、筋肉のコリがどのように痛みに影響しているかはわかりません。
こうした、検査で確認できないよう症状が、原因不明とされる場合が多いのです。
東葉コンディショニングの腰痛に対する整体施術は、こちらからご覧ください。
◆腰痛の原因と分類
一般的に、腰痛の主な原因は4つに分類されます。
1.器質的な原因によって起こる腰痛
2.神経の障害による痛み(神経痛)
3.精神的ストレスによる痛み
4.内臓疾患による痛み
※これら4つの要因のうち、一つだけがきっかけとなっている事もあれば、いくつかの要因が重なって、腰痛が起きている場合もあります。
1.器質的な原因によって起こる腰痛
器質的な疾患とは、組織や細胞が、もとの形態にもどらないような変化が起こることをいいます。
ケガや外傷、骨の変形、椎間板の異常などが直接の原因となり生じる腰痛がこれにあたります。
2.神経の障害によっておこる腰痛(神経痛)
腰椎の内側には、脳から腰まで伸びる中枢神経「脊髄」や「馬尾神経」が通っています。
しかも、これらの神経は腰から無数の細い神経に枝分かれして、足先に向かって伸びています(坐骨神経)。
こうした神経が圧迫されたり、損傷を受けると、腰から下半身にかけて痛さやしびれを生じます。
これらは、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症のような、腰の骨、椎間板、靭帯などの変形がきっかけとなります。
特徴は皮膚の表面近くに感じる痛さで、チクチク、ピリピリといった痛みを生じます。痛み方には個人差があり、神経の圧迫が軽いなら、足裏に薄皮が貼ったような不自然さを感じたり、アリが這うような感覚がする程度ですが、強く圧迫されたり神経が損傷したりすると、針を刺すような鋭い苦痛や激痛が生じることがあります。
3.精神ストレスによる腰痛
ストレスで腰が痛むはずがないと思うかもしれませんが、心の不調が体の不調として現れるのはよくある事です。
心理的な要因によって、特定の臓器や器官に体的症状が現われる病は「心身症」と呼ばれています。なお、「病は気から」という言葉があるように、その人の心情の持ち方や、その時の心理状況によって、症状が良くなったり悪くなったりするのも、決して珍しい事ではないのです。
痛みを抑制する働きが弱まるのは、体の組織が損傷した時です。
痛みの信号は神経を伝って脳に伝わりますが、人間の脳にはこの痛みの信号を抑制する仕組みが備わっています。
この仕組みを下行性疼痛抑制系といい、普段の暮らしで疲労性の痛みが生じた時に、これをブロックして苦しみを和らげてくれます。
健康な人は、この仕組みが正常に働いてくれているおかげで小さな痛みは感じずに済み、暮らしに支障がない程度に抑えられています。
ところが、長期間ストレスや不安な状態が続くと、この痛さをセーブする仕組みがうまく働かなくなり、痛みを普段以上に強く感じるようになります。
例えば、腰が疲れた時のだるさや重さなど、いつもなら痛みとして認識しないものが大きな痛みに変わったりします。そして、ストレスの蓄積は体のパフォーマンスをコントロールする、自律神経をも狂わせます。
自律神経が過敏になると、痛みを感じるセンサーが強く働くようになり、ちょっとの症状でも強い痛みを感じるようになります。
4. 内臓の疾患による腰痛
胃、肝臓、腎臓といった内臓や女性の子宮など、体内の臓器・器官の病によって腰痛が起こる事があります。
臓器周辺に生じた痛みが腰にまで響いたり(放散痛)、病巣が腰の近くの組織まで広がって痛みを生じたりします。
多くのケースでは、痛みが出ている腰部の腰椎や筋肉に異常が見られないため、病の種類によっては診断が困難な時もあります。
これについては、医学分野になりますのでここでは深く触れることはしません。定期的な検診をおすすめします。
◆腰痛の種類
「腰痛」と言っても、診断名にはいくつか種類があります。
ここでは、よく耳にする代表的なものをいくつかご紹介します。
1.急性腰痛(ぎっくり腰)
おおむね4週間以内におさまるものが「急性腰痛」とされます。
例えば、重いものを持ち上げようとした時や、くしゃみをした瞬間などに「ギクッ」として腰に激痛が走るぎっくり腰などが良い例です。
大きな痛みから始まるため、腰痛がいつから始まったのか何がきっかけだったのかが明確にわかることや、初めは痛みが強くても横になって体を動かさずに安静にすることで、日ごとに痛みが和らいでいくなどの特徴があります。
安静にしていれば、特別に病院で治療を受けなくとも1週間程度でだいぶ良くなり、長くても1ヶ月もすれば急性腰痛の9割は完治するといわれています。
逆に1週間、安静にしていても痛みが続くようであれば、より重篤な腰椎椎間板ヘルニアなどが疑われます。
※こちらは個人の感想です。あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
2.腰痛症
レントゲンなどの画像をみても腰まわりの組織に異常がなく、明らかな原因を特定できない腰痛です。腰にしつこく続く”鈍い痛み”があり、腰がこる、だるい、重い、疲れる、腰痛があるのに診察を受けても何の異常もみられないのが特徴です。主な原因は腰の筋肉や靭帯の疲労(筋・筋膜性腰痛)、腰のケガ(捻挫や打撲)、ストレス(心因性腰痛症)など。
3.腰椎椎間板症
腰椎椎間板が押しつぶされたり、亀裂が入った状態です。病状が進行すると腰椎椎間板ヘルニアになったり、腰に痛みや重さ、だるさを感じる、前かがみになった時に腰が痛むのが特徴です。主な原因には、腰を酷使したり、一度に大きな負荷をかける、歳をとることなどによる「椎間板の老化」が挙げられます。
4.腰椎椎間板ヘルニア
椎間板が押しつぶされ、中にあるゼリー状の物質(髄核)が外に飛び出した状態です。腰の急な激痛(急性型)、鈍い腰痛がしつこく続く(慢性型)、足やお尻にしびれが出たり、前かがみになると痛みやしびれが強まるのが特徴です。20~50歳代の男性、特に働き盛りの20~30代によく見られ、逆に10代の若者や60代以降の高齢者には少ないのも特徴の一つです。加齢や腰への負担の蓄積などによる椎間板の劣化」が原因です。
※こちらは個人の感想です。あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
*腰椎椎間板ヘルニアについて詳しく知りたい方はコチラ
5.腰部脊柱管狭窄症
背骨の内側の神経の通り道「脊柱管」が狭くなり、神経が圧迫される障害です。
足の痛みやしびれが出たり、一度に長い距離を歩けない(間欠跛行)症状が出ます。
腰を後ろに反らすと痛みやしびれが増し、前かがみになると楽になるのが特徴です。50歳以上の高齢者、若いころから腰痛持ちの人、腰のケガや病気を繰り返している人などによく見られます。加齢・病気・ケガなどによって腰椎の骨や靭帯が変形し、脊柱管を圧迫することが原因です。
*腰椎脊柱管狭窄症について詳しく知りたい方はコチラ
※こちらは個人の感想です。あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
6.腰椎分離症・腰椎すべり症
椎骨を支える椎間関節が骨折して分離したり、分離したことで椎骨が不安定になり前方にずれたりするものです。
腰が疲れる、だるい、重い、鈍い痛みを感じるなどの症状が出たり、腰を後ろに反らせた時や、長時間立ち続ける、激しいスポーツや重労働をした時に痛みが強まるのが特徴です。
スポーツをする20歳以下の成長期の若者、特に10~14歳の子どもに多く見られる椎間関節の骨折です。若者の場合は激しい運動が、中年層の場合は組織の老化が骨折の原因です。
7.変形性腰椎症(変形性脊椎症)
腰部の背骨(腰椎)が加齢などで変形したものです。腰がだるい、重い、鈍い痛みを感じます。
腰を後ろに反らせた時や、動作の始まりや疲れた時に痛みが強まり、入浴中は症状がとても和らぎます。加齢に伴う老化現象であるため、40歳以降の高齢者に多く発症するのが特徴です。
加齢や長年の腰への負担によって骨が変形し、神経などの周辺組織を刺激するのが原因となります。
8.変形性股関節症が原因の腰痛
股関節の骨や軟骨がすり減ったり変形したりして、痛みを引き起こす病気です。股関節、腰、お尻、太もも、ひざなどに痛みや違和感があり、ひどくなると安静時でも痛みます。股関節の動きが悪く、曲げ伸ばしがしづらい、痛みで足を引きずって歩くのが特徴です。30歳代後半~50歳代の中年層に多く見られます(特に女性)。股関節の病気やケガが元になったり、若い頃に股関節の異常や病気を経験し、大人になってから後遺症として発症するケースが多く見られます。
9.脊椎側弯症(脊柱側弯症)
背骨(脊椎)が左右に歪み曲がってしまう病気です。
腰や背中に痛みが出たり、背中を後ろから見た時に背骨が左右に曲がっている、左右の肩・背中・腰の高さが違う等が見られます。
姿勢の悪さ、筋肉の発育不良、肥満、椎間板ヘルニアなどの病気などが原因ですが、成長期の子どもには原因不明のものが多く見られます(特に10代の女子)。
10.骨粗鬆症(こつそしょうしょう)
骨の密度が減り、骨の内部がスカスカになってもろくなる病気です。
腰や背中に長くしつこく続く痛みがあるり、ちょっとした衝撃が骨折に繋がります。
以前より背中や腰が丸まってきた(曲がってきた)方は要注意です。閉経後の50歳以上の女性に圧倒的に多く、高齢になるほど発症しやすくなります。
妊娠中や授乳期の女性にも見られることもありますが、男性は殆ど発症しないのが特徴です。
加齢、カルシウム不足、運動不足、痩せすぎ、飲酒・喫煙、ストレスが要因です。
特に月経が終わった更年期(50歳前後)以降の女性は骨量が大きく減少することが影響します。
◆一般的な治療法
1.治療法の分類
腰痛に対して病院などの医療機関で採られる治療法は大きく2つに分類されます。
1つ目は、体を切開したり穴を開けるなどの外科的処置を行わずに治療を進める方法です。 内容や種類は様々ですが、総称して保存的療法と呼びます。
組織や臓器そのものや、それらの機能が失われずに”保存”される治療法です。
単純に手術以外の方法と考えて良いでしょう。
2つ目は、患部を切開して様々な処置を施す外科的療法(手術療法)です。
2.治療の流れ
手術でなければ治療できないような重症のケースを除き、初めは症状に応じた保存的療法をいくつか組合せて治療を進めます。一定期間治療を行っても症状が改善されない場合は手術も検討するというのが一般的な流れです。単純に症状の重さだけでなく、患者自身が症状をどのくらい負担に感じているか、またどんな治療を望んでいるのかも重要です。こうした要因を考慮した上で、どういった治療法が適切か総合的に判断します。
3.保存的療法
体を切開するなどの外科的処置を行わずに治療を進める「保存的療法」には様々な種類があります。主な治療法とその概要については以下の通りです。
(1)薬物療法
痛みをコントロールするための薬物を服用する治療法です。炎症が激しく痛みが強かったり、安静にしていても痛みがとれない場合に、これらを和らげたり解消したりする目的で行われます。
(2)運動療法
適度な運動によって腰まわりの筋肉、骨、軟骨、靭帯などの組織を強化して機能を向上させたり、組織の老化を遅らせる、ストレスを解消することで腰痛の改善を図ります。
運動の主な内容は、腰痛体操や柔軟体操、骨や筋肉を強化する筋力トレーニング、体力の向上や肥満の解消にも役立つ全身運動(ウォーキングなど)があります。痛みが激しい時は、腰を動かさずに安静にしていることが原則です。
しかし、ある程度痛みが和らいで動けるようになってきたら、無理のない範囲で積極的に体を動かしたほうが、安静にするよりも治りが早いことが分かっています。安静にしすぎると回復を遅らせ、かえって状態を悪くしてしまうこともあります。
(3)温熱療法
腰を温めることで、血液の流れ(血行)を促進する治療法です。
血行が良くなると、炎症や痛みの元となる化学物質や疲労物質が流れ出ていきやすくなり、痛みが和らいだり、回復が早まります。
また、筋肉が柔らかくなり関節の動きも良くなるため、腰にかかる負荷や衝撃を吸収・分散する働きが強まります。
(4)装具療法
腰の保護、固定、動きの安定を目的とした器具「装具(そうぐ)」を腰まわりに取り付けることで、腰の負担や痛みを軽減する治療法です。
腰の装具には、コルセットや腰用サポーターなどがあります。
コルセットの効果としては、外部からの衝撃を和らげ腰の筋肉や骨を保護する、腰を適度に固定して痛みにつながるよくない不適切な動きや姿勢を制限することができます。
(5)牽引療法(けんいんりょうほう)
専用の装置を使って腰を上下にひっぱり、腰椎(腰部の背骨)の骨の間隔を広げる治療法です。
期待される主な効果は、椎間関節を広げて関節の動きを良くする、椎間板への圧力を減らす、筋肉や靭帯の緊張をほぐし、血流を良くする、背骨のゆがみを矯正するなどです。
主に腰椎の圧迫を軽減させる効果が期待されます。
(6)電気療法
腰に電流を流し、電気刺激による様々な治療効果を得る方法です。
体内にペースメーカーや金属が入っている人には使えません。
腰に電極をはりつけ、低周波、高周波などの微弱な電流を流し(経皮的電気神経刺激)、その刺激によって筋肉がピクピクと軽く収縮し、痛みを軽減させたり筋肉を鍛える効果があるとされています。
また、痛みを伝える神経の流れを遮断したり、痛みを和らげる体内物質の放出を促進させる働きもあると見られますが、電気療法による腰痛への治療効果については、十分な科学的根拠はありません。
(7)レーザー療法
患部に弱いレーザー光線を当てて、痛みを軽減させたり回復を早める治療法です。
レーザーによって、「神経の活動や免疫活動(ウイルスなどの外的に対する防御反応)が活発になる」「血管が拡張して血行がよくなる」「毛細血管がたくさん作られる」といった効果が得られ、痛みが和らぐと考えられていますが、詳しい仕組みは明らかになっていません。
4.外科的療法(手術療法)
手術は、「保存的療法を一定期間行なっても症状が改善しない、または悪化している」「腰痛やそれに伴う症状によって、日常生活に支障が出ている」「激しい腰痛の継続、足の強いしびれ、マヒ、筋力の著しい低下、排尿・排便障害など、すぐに治療を行わないと障害や後遺症が残ってしまう」「骨の悪性腫瘍(がん)や一部の内蔵の病気など、生命に関わる病気が発症している」などの場合に行われる外科的なアプローチ法です。
ひと昔前までは、手術といえばメスで患部を大きく切除するような大がかりなものが主でしたが、現在では内視鏡を使った体に負担の少ない手術や、手術以外の治療法も併用した効率的な方法が考案され、同じ症状に対する手術法の選択肢が増えてきました。
各手術法には長所と短所があり、どの方法を実施するかは、腰の状態、患者の体力や年齢、本人の希望、普段の生活環境などを考慮して決定します。
◆東葉コンディショニングの腰痛回復理論
東葉コンディショニングには、「病院で手術を勧められたが、不安で踏み切れない。手術ではない方法を試してみたい」といった方や「何ヶ月も病院で保存治療をしているが、あまり効果を感じない。他の治療も試してみたい」、「色々な治療院に言ったがなかなか治らない、なんとかして欲しい」という方が来院され、症状改善へと至っている方が大勢いらっしゃいます。
東葉コンディショニングでは、
・日常生活での姿勢不良、カラダのゆがみによる腰部への過剰な負荷
・スポーツなどによる過剰な腰部への負担
・不規則な生活習慣による自律神経の乱れ
・悪しき食習慣による内臓疲労
・心理的ストレス
などで、一部分の関節に多くの負荷が掛かったり、筋肉の過緊張状態が血液・リンパ液などの体液の循環悪化を招きカラダに疲労が蓄積することで、腰痛が発症すると考えます。
そこで、腰痛を根本的に改善させていくために、まずカラダのゆがみを改善させることで、過度に負荷がかかっている関節や緊張状態の筋肉の状態を改善させ、血液やリンパ液の循環を促進します。
さらに、生活習慣や心理的ストレスの改善も同時に行うことで、自律神経の正常化を図ります。そうすることで、自然治癒力が正常に働き始めカラダの各組織が修復され症状が改善されていきます。
カラダに蓄積する疲労よりも、カラダを回復させる自然治癒力の力が上回るようになることで、腰痛が再発しないようになっていきます。
◆腰痛の方に意識して欲しい生活上の注意点
・睡眠は、7時間以上とるようにしましょう
出来るだけその日の内(午前0時より前)に横になるように心掛けるとよいでしょう。特に椎間板ヘルニアがある方は、少しでも横になる時間を増やして、椎間板に重力がかかる時間を減らしてあげましょう!椎間板を修復、再生するための血液が流れやすくなります。
・ぬるめのお湯に20分はつかりましょう
入浴すると浮力で椎間板への負担が軽減されます。また、血流がよくなることで、カラダの疲労回復も早まります。
・姿勢に気を付けましょう
普段から足を組んでいる人は要注意です。骨盤が歪んでしまいますよ。
*患部を押したり、揉んだり、叩いたりは、カラダを歪ませる原因になるのでやめましょう!
◆自分で簡単にできるゆがみ解消ストレッチ
腰椎椎間板ヘルニアの原因でもある、カラダのゆがみ解消を自分で簡単にできるストレッチの一部をご紹介します。
*痛みのない範囲で!
痛いことはなるべくしない方が、早い症状回復が見込めます。普段から痛い姿勢や動作は避けるようにしましょう。我慢してやる必要はありません。
*適度な回数で!
たくさんやればやるほど、良くなる訳ではありません。1回やって、次に行うまでは30分以上あけ、1日数回に分けてやる方が効果的です。
整体師が直接指導!腰痛の再発防止のためのセルフエクササイズ!
慢性的な腰痛を解消させていくために、骨盤やカラダの「ゆがみ」を整えておくことが大切です。自分でゆがみを整える方法を知り、エクササイズを習慣化させることをオススメします。
◆慢性的な腰痛を完治させるためには
人生に一度は経験する腰痛。種類や原因、症状を知ることが治療の第一歩です。他にもそれぞれ腰痛の症状に合わせた記事を用意していますので、是非お読み頂き、ご自身の腰痛解消の足掛かりにしてくだされば幸いです。
日頃の生活の中で姿勢やカラダの使い方のクセを改善することで、できるだけ腰部に過剰な負担を掛けず、疲労を溜めないようにしていくことが大切です。
どうか、ツラい腰痛から開放された健康なカラダを手に入れてください。
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