足底筋膜炎の痛みを整体で改善させる方法

 

皆さんは「足底筋膜炎」という症状をご存知でしょうか?

 

足の裏に痛みを伴う症状ですが、お心当たりのある方は多いのではないでしょうか。

 

しかし、それが本当に足底筋膜炎による痛みなのか、また、足裏の痛み改善のためには何をすればよいかがわからず、長い間痛みに悩んでいる方も少なくないと思います。

 

そこで、今回は足底筋膜炎の原因や主な症状、足裏の痛みを改善させる対策について紹介します。

 

 

 

【目次】

 

 

 

◆足底筋膜炎とは

足底筋膜炎の「足底筋膜」とは、かかとの骨(踵骨)から各指の付け根に向かい繋がっている腱の事を言います。(一般的には「足底筋膜」と呼ばれていますが、正しい名称は「足底腱膜」です。)

 

足底筋膜には、足のアーチを支え、足裏にかかる負担を吸収する役割があります。足底筋膜炎は、この足底筋膜に負担が掛かることで炎症を起こし、痛みを伴う症状です。

 

足底筋膜炎による足裏の痛みの多くは、足底筋膜の付着部である、かかと付近や、土踏まず付近に出ます。

また、寝起きの第1歩目に、足裏に強い痛みが出る事も特徴の一つです。

 

もし、これらと同じ場所に痛みが出ている、朝の1歩目に足裏の痛みが強く出るという場合は、足底筋膜炎を疑いましょう。

 

東葉コンディショニングの足底筋膜炎への整体施術は、コチラをごらんください。

 

 

◆足底筋膜炎の原因

次に、足底筋膜炎の原因や足底筋膜炎になりやすい人について説明します。

 

まず、足底筋膜炎の原因を知るために、足を形成するアーチについて見ていきましょう。

 

足の裏には、

・内側縦アーチ

・外側縦アーチ

・横アーチ

の3つのアーチがあります。

このアーチが正常に機能することで、安定性」「運動性」「吸収性を発揮し、立っている姿勢や歩行時に、足裏に負担を掛けずに保つことができます。

 

しかし、立っている時の重心バランスや、歩行時の足の使い方が乱れていると、足裏のアーチが崩れてしまい、その結果、足に過度な負担がかかり、足底筋膜炎を引き起こし、足裏に痛みが出てしまうのです。

 

立ち仕事をしている、通勤で長時間歩く、ヒールをよく履くという方、また、マラソンなどのスポーツを行っている方も、足へ負担を掛ける時間が長くなるため、足底筋膜炎への注意が必要です。

 

特に運動もしていないし、足への負荷をかけるようなことはしていないのに足裏の痛みが強い……。という方は、姿勢が悪くなっていませんか?

 

猫背のような姿勢をしていると、お腹やお尻の筋肉が固くなってしまいます。

すると、歩くときに足をうまく動かせなくなり、足裏にかかる負担が増えてしまうのです。

 

【足底筋膜炎】足の裏の痛みにオススメのセルフ整体ストレッチ!

エクササイズで足のアーチを整え、正しい立ち方で足裏へ過度な負担を掛けないようにして、足底筋膜炎の予防・改善に繋げましょう!

 

 

◆足底筋膜炎の一般的な治療の考え方と整体院東葉コンディショニングの施術の考え方

足のアーチの崩れにより足底筋膜に掛かる負担が、足底筋膜炎の原因であることが分かりました。

では、足底筋膜炎やそれによる足裏の痛みを改善するためには、どうすれば良いのでしょうか。

 

一般的には、

・足裏やアキレス腱などのストレッチ

・医療用インソールによる足部の矯正

・消炎湿布

・衝撃波治療

・手術

といった方法があります。

 

どの治療法も、基本的には足底筋膜にかかる負担を軽減または分散させるために、直接的に足部を調整し、足裏に掛かった負担を軽減し炎症を抑える方法です。

 

これに対して整体院東葉コンディショニングでは、症状の出ている足部だけでなく、足部から骨盤までの連結(下肢アライメント)、背骨のS字カーブ(生理弯曲)を調整し、重心バランスを安定させます。

 

ではなぜ、足部だけでなく全身のバランスを整える必要があるのでしょうか。

 

地球上で生活する人間は、重力の影響を常に受け続けます。

 

その重力方向は、立位だと頭部から頸部、胸部、背部、腹部、腰部、骨盤帯(下腹部、臀部)、大腿、下腿、足首へと向かい、地球と身体の接点として身体を支えているのが「足部」です。

 

そのため、足部の調整だけを行っても、重心バランスが崩れたままでは再び足裏に過度な負担が掛かるため、足底筋膜炎の主な原因である足のアーチの歪みは一時的にしか整えることができず、再発のリスクが高まってしまうのです。

 

さらに整体院東葉コンディショニングでは、足底筋膜に過度な負担を掛ける足裏のアーチの崩れを調整するには「立方骨」が要になると考えています。

 

 

上記で、足裏には3つのアーチがあり、そのアーチのバランスが重要だと説明しました。

そのアーチが持つ機能を発揮させるために重要になるのが、この立方骨なのです。

 

足裏のアーチが崩れると、立方骨が下方に落ち込んでしまい、その隣にある楔状骨が捻じれてしまいます。

そのため、立方骨を正しい位置に挙上させるように施術を行うことで、足裏のアーチを整えることができるのです。

 

また、整体院東葉コンディショニングでは、足のアーチの要となる立方骨を下から支え、重心を安定させ、足部の機能を最大限に引き出すインソールも販売しています。

 

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◆まとめ

足裏に痛みが出てしまうと、日常生活にも支障をきたします。

症状が悪化してしまうと、少し出かけるのも億劫になってしまうでしょう。

 

足底筋膜炎による足裏の痛みでお悩みの方、何度も足裏の痛みを繰り返している方は、お気軽に整体院東葉コンディショニングまでご相談ください。

 

Writer

小橋 悟

【資格】
・ 脳と身体の整体療法「QPR法上級認定」
・ ブレイン&ボディバランス研究所  会員
・ NPO法人日本心理カウンセラー協会 会員

子供の頃から母親のカラダの不調を見ていて、 施術家の道を志す。
現在は、月間約400回の施術をしながら、八千代院の院長を務めている。

ここまで磨き上げてきた施術技術・知識に加え、優しい人柄で、来院者さんからの信頼も厚い。

当社が開催するトップランナー整体実践塾やQPR法ベーシック講座、センターラインインソール資格取得セミナーなど、同業の治療家に対しての技術講師も担当している。

その功績を認められ書籍「腰痛解消!神の手を持つ12人 令和元年版」の1人に選ばれる。

   
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