授乳中の腰の痛みを姿勢とセルフ整体で改善!

産後、1日に何度も行う授乳。我が子への授乳は、至福の時でもありますが、同時に腰の痛みでつらくもある…という方も多いのではないでしょうか。おっぱいをあげるその姿勢によっては、カラダへの負担が増え、腰痛や肩こりを引き起こしてしまします。

 

でも大丈夫!ちょっとしたコツを抑えておくだけで、育児がもっとラクに、楽しくなるんです!

 

授乳中の腰の痛みを減らし、笑顔を増やす方法を見ていきましょう!

 

 

 

【目次】


 

◆授乳中がつらい。腰の痛みでしかめ面になってしまう…。

生まれたての赤ちゃんは、想像以上に小さいものですよね。片手で抱っこすると、腕とカラダの隙間から落ちてしまうのではないかと思うほどです。

 

赤ちゃんは、日々ぐんぐん大きくなっていくとはいえ、生後3ヶ月くらいまではまだまだカラダが小さいため、ママは赤ちゃんを抱え上げないと、おっぱいに届きません。

 

そんな小さな赤ちゃんに授乳をする時、ママは腕の力で赤ちゃんを抱えながら背中を丸めた姿勢になりがちです。そのため、腰や肩・腕に負担がかかり、「授乳中に腰の痛みがつらい」という状態になってしまうのです。

 

何とかして腰に痛みが出ない、楽な姿勢を探しているうちに、少しでも赤ちゃんをカラダに近づけるために足を組み、その上に赤ちゃんのおしりを乗せて授乳をしている、なんてことはありませんか?

 

お察しの通り、その姿勢はNGです。でも、授乳中ずっと赤ちゃんを抱え上げては、いられませんよね。

 

では、どんな姿勢での授乳だと腰に痛みがなく、ラクで、カラダへの負担も少なく済むのでしょうか?

座り姿勢で出る腰の痛みへの、東葉コンディショニングの整体施術は、こちらをご覧ください。

 

 

◆授乳中に腰の痛みを出さない姿勢って?

赤ちゃんを抱っこしている時も、そうでない時も、腰の痛みを出さないために大切なのは「骨盤の角度」です。まずはあなたの座り方を確認してみましょう。

 

背中を丸めて、お尻のほっぺたで座っていませんか?座っている時、骨盤が後ろに倒れてしまうようだと、猫背になっています。

 

正しく座るには、まず坐骨が座面に当たるように、骨盤を立てましょう。そして、その姿勢をキープしたまま、イスやソファに深く腰かけ、背中を背もたれに当てます。

 

 

 

 

これが座り方の基本です。授乳時以外でも、イスに座る時には、こちらの座り方を意識することで、腰痛予防に繋がります。

 

では、いよいよ授乳時の姿勢です。

 

授乳時間は、ママのリラックスタイムであってほしいので、上記の基本の座り方よりも、ほんの少しだけ浅めに座ります。浅く座った状態で後ろに寄りかかると、背中が丸まってしまうので、骨盤が後ろに倒れないように、お尻~腰と背もたれの間にバスタオルやクッションを挟みます。

 

こうすることで、背もたれに寄りかかった時に骨盤を後ろに倒すことなく、背中を丸めずに脚の付け根から上体を、リクライニングさせる形がとれます。

 

座るポジションが決まったら、膝の上にクッションを乗せ、抱っこした赤ちゃんの位置が高くなるようにサポートできればOK!授乳中に腰の痛みを出しにくい、カラダに優しい座り方ができます。

 

 

 


 

◆その授乳姿勢、本当に腰は痛くない?

でも、ここに一つ落とし穴が!

 

「ミルククッションなら持っているし、もう既に使っているから大丈夫!」なんて安心していませんか?

 

実は、生後3カ月くらいまでの赤ちゃんは、ママのカラダに対して赤ちゃんが小さすぎるため、クッションを1つ使ったくらいでは授乳中の正しい姿勢をサポートしきれず、腰の痛みで涙目になってしまう事態を引き起こしかねないのです。

 

「使っているから大丈夫」と思ったあなた。

 

その感覚は本当ですか?「使っているけれど、まだちょっと落ち着かない」「何となくやりにくいな」という感覚はありませんか?

 

育児サポートグッズを使用しているという安心感が、体感を覆い隠してしまうことがあります。

 

特に赤ちゃんが小さいうちは、クッションは3つでも4つでも重ねて使いましょう。「本当に楽な姿勢」を探すことは、授乳中の腰の痛みを出さないことに繋がるのです。


 

◆簡単骨盤矯正で腰痛解消へ

最後に、自分で出来る簡単な骨盤矯正ストレッチをご紹介します。

 

<足組ゆらゆら骨盤矯正>

 

座る場所があれば、簡単にできるストレッチです。

授乳中に足を組んでしまうという方には、特におすすめです。

 

<骨盤コロコロ>

 

骨盤を前後に動かすストレッチです。日常動作にはあまりない動きなので、痛みのない範囲で行いましょう。

 

 

ストレッチは、多くやれば良いというものではありません。毎日の身体のケアとして、無理なく日常に取り入れていくことが大切です。

 

忙しい中でも上手に身体をケアして、腰痛を気にすることなく、お子さんを抱っこできるようにしていきましょう。

 


 

◆まとめ

1日に何度も行う授乳は、姿勢一つで負担にもなれば、リラックスの時間にすることもできます。

一日に何度もあることだからこそ、正しい姿勢を意識することで授乳時の腰痛を解消してほしいと思います。

 

それでも、腰痛が解消しないとお悩みのママさんは、是非整体院東葉コンディショニングにご相談ください。

 

*産後の骨盤矯正や育児中の腰痛・肩こり・カラダの疲労は、施術実績が豊富な整体院東葉コンディショニングにおまかせください。

 

*腰痛でお困りの方には、「整体ゴッドハンドが教える究極の腰痛解消法」の記事もオススメです。

 

Writer

岡山 茉実

【資格】
 脳と身体の整体療法「QPR法上級指導者認定」
・ブレイン&ボディバランス研究所 役員
・一般社団法人 日本健康予防医学会 会員
・一般社団法人 内面美容医学財団 公認 ファスティングカウンセラー
・一般財団法人 内面美容医学財団 公認プロフェッショナルインストラクター
・一般社団法人 日本肥満予防健康協会 遺伝子カウンセラー

㈱トップランナー取締役、整体院東葉コンディショニング東京院院長。

幼少からダンスを始め、日本ダンススポーツ連盟の強化選手、日本代表として数多くの競技会に出場。

その20年以上のダンス経験を活かし、整体師として日々痛みでお困りの数多くの来院者さんと向き合っている。

雑誌『簡単しながらエクササイズ』監修、TBSテレビ『健康カプセル ゲンキの時間』など身体のバランス向上、柔軟性がアップするストレッチ指導でメディアに出演する。

また、アスリートとして体作りのために栄養に気を配る中、酵素栄養学に出会い現役医師に師事。
そこで学んだ知識を活かして酵素栄養学を中心に、からだの内側と外側から健康になれるようアプローチし多くの方を健康に導いている。

   
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