「ぎっくり腰」知らずの体になれる!?骨盤から正しくする方法とは

 

ぎっくり腰を経験された方ならご存知かと思いますが、突然急激な痛みに襲われて、立ち上がることも困難になりますよね。

 

何とかして動かないと!

まだ仕事が残ってるのに!

 

など、急に痛みが出てもどうにかして動こうとしてしま人も多いです。

しかし、そこで対処を間違えてしまうと、治りが遅くなり、かえって症状が悪化することがありますので無理は禁物です。

 

ぎっくり腰を早く治すためには、焦らず適切に処置を行うことが重要です。

 

今回はぎっくり腰を早く治す方法と繰り返し痛みを起こさないようするための注意点について書いていきます。

 

 

 

【目次】

 

◆ぎっくり腰とは

「ぎっくり腰」とは、一般的にいきなり腰が痛くなることを指す言葉ですが、正式名称は「急性腰痛症」といいます。椎間関節と呼ばれる背骨一つ一つを繋いで支えている関節の捻挫によって起こる症状です。

 

突発的に激しい痛みが起こる特徴から、別名「魔女の一撃」とも呼ばれてます。

 

顔を洗おうと中腰になったり、重い物を持ち上げようとしたり、高いところの物を取ろうとしたりなど、何かの拍子に突然激しい腰痛に襲われ、動けなくなるなどの症状があります。

 

東葉コンディショニングのぎっくり腰への整体施術は、こちらをご覧ください。

 

 

◆腰に急激な痛みが出たば場合は?

急激な腰痛を感じるなど、ぎっくり腰が疑われる場合は「絶対安静」が原則です。

 

ぎっくり腰になると、腰部に炎症が生じて、周囲の筋肉が異常に緊張します。

 

「痛い!」という身体の反応から身を守るために、脊髄反射によって持続的な筋肉の緊張が増加し、ずっと力が入った状態になることが原因です。

 

適切な処置がなされれば、炎症は2、3日ほどで沈静化し、痛みも落ち着いてきます。

 

しかし、安静が保たれていないと、なかなか痛みが治まらないどころか、さらに筋肉の緊張を強め、痛みと筋肉の緊張の悪循環に陥り、腰痛から抜け出せなくなってしまいます。

 

こうなると、炎症が沈静化した後も痛みが尾をひき、痛みと緊張の軽減を大きく遅らせることになります。

 

 

◆ぎっくり腰を早く治すには?

ぎっくり腰を早く治すために、最も重要な処置は、「安静にすること」ぎっくり腰直後は「冷却すること」です。

 

・「安静にすること」

 

まずは、一番痛みが軽くなる姿勢で休みましょう。

 

一般的には、以下の姿勢が楽です。

・膝を曲げて横向きに寝る「胎児のポーズ」

 

四つん這いの姿勢

 

特に四つん這いは、当院での施術の際にも用いる姿勢ですが、重力によって背骨の生理弯曲の形成も促してくれます。

 

・「冷却すること」

患部の炎症を抑えつつ、痛みを軽くするために冷却します。

 

ビニール袋に氷と水を入れて、熱感の強い患部に当てます。

患部のジンジンとした痛みの感覚が無くなって来たら、冷却を終了します。

 

それ以上のやり過ぎは、凍傷にも繋がることがあるので、気を付けてください。患部の熱感が出て来たら、再度冷却します。

 

 

これらの処置をして、痛みが落ち着いてきたら、少しずつ体を動かすようにしましょう。

 

強く緊張してしまった筋肉の緊張を、ゆっくりとほぐしていくことで、症状を早く治すことができます。

 

 

 

◆ぎっくり腰になった時に気を付けてほしい動作

ぎっくり腰の時に腰痛をできるだけ出さない、または悪化させないためには、身体の動かし方に注意を払う必要があります。

確認してコツをつかみ、気を付けて動くようにしましょう。

 

・寝返りの時に腰をねじらないようにする

腰周りの筋肉が緊張していると、少しでもねじる動きを行うと痛みが起こります。

 

そのため、寝返りの時はカラダをねじらないようにしましょう。

 

寝返りの時に、腰をねじらないようにするためには、骨盤と上半身を同時に動かすようにします。

イメージとしては、丸太を転がすように寝返りを打つ感じです。

・座ってから立ち上がりの時、腰を反らないようにする

 

ぎっくり腰の時に、腰を反り上げる動作をしてしまうと強い痛みを引き起こします。

そのため、立ち上がるときは腰を反らないようにします。

 

手順として、

 

1.足を広げ、骨盤を起こし膝に手を当てる。

2.背筋は真っ直ぐの状態をキープして、カラダを前に倒す。

3.抑えている手を押し上げて、立ち上がる。

 

 

◆痛みがなかなか改善されない場合

ほとんどの場合、ぎっくり腰の痛みは2〜3日程で痛みが落ち着きます。

 

しかし、安静にすれば治ると思われがちですが、素人判断はとても危険です。

 

なぜなら、「椎間板ヘルニア」や「脊椎分離症」、また、背骨が自身の体の重さに耐えきれずに潰れてしまう「脊柱圧迫骨折」などが、何かの拍子に急激に発生したときにも、ぎっくり腰に似たような症状が現れるからです。

 

そのような場合は、安静にしているだけでもなかなか良くならなかったり、シビレなどの神経症状が現れたりすることもあります。

 

シビレがないか、感覚が正常であるか、足が動かせるかをチェックし、異常がある時は重症の可能性もあるので、すぐに病院で検査を受けることをオススメします。

 

こちらで整体院が考えるぎっくり腰の原因について詳しく書いてありますので合わせてご覧ください。

【ギックリ腰の方必見】整体院が考える原因と対策を紹介!

 

ぎっくり腰知らずの体を作る骨盤調整エクササイズはこちら!

 

 

 

 

 

◆ぎっくり腰を繰り返さないためにはどうすればいいのか

 

ぎっくり腰は、実は再発しやすい症状です。

 

普段から力仕事が多かったり、一日中立ちっぱなしや座りっぱなしでいるなど、慢性的に腰に負担のかかる生活をしていると、その許容量を超えた時にぎっくり腰になる、というパターンが非常に多く見られます。

 

ぎっくり腰や慢性腰痛を防ぐためには、筋肉の疲労を溜めない事が重要です。ぎっくり腰は、筋肉のバランスが崩れ、炎症を起こしかけている、あるいは軽く起こしている状態なので、そこで無理をしてしまうと激痛が起こります。少しでも違和感があったら安静にしておいたほうが良いでしょう。

 

また、筋肉だけでなく内臓の疲労も腰痛に関わっています。

 

疲労によって内臓が弱り硬くなると、お腹周りを中心とする周辺の筋肉も衰えて硬くなってしまいます。

本来内臓を支えているまわりの筋肉が硬くなることで、筋肉でカバーしていた圧力が腰への負担となります。

 

すると、腰部の筋肉が圧迫されて血流が悪くなり、ぎっくり腰のような腰痛に繋がるのです。

 

そのため、暴飲暴食をしない、体を冷やす食べ物や飲み物を摂取しすぎない、アルコールを控えるなど、食生活にも気をつけましょう。

 

 

◆まとめ

 

ぎっくり腰になった時はもちろん、腰に違和感を覚えたら無理は禁物です。

 

無理をしてしまうと、症状も悪化してしまい日常生活にも支障をきたします。

日頃から疲労を溜めないようにすることで、ぎっくり腰や慢性腰痛の症状を予防できます。

睡眠や入浴、ストレッチなど意識的に行い、疲れを残さないようにしていきましょう。

 

整体院東葉コンディショニングは、ぎっくり腰・慢性腰痛の根本的な原因の部分から整体施術を行っています。

 

早期の症状から、取り除いていくことが早期改善に繋がりますので、腰に違和感が出始めたら、是非当院にご相談ください。

 

Writer

小橋 悟

【資格】
・ 脳と身体の整体療法「QPR法上級認定」
・ ブレイン&ボディバランス研究所  会員
・ NPO法人日本心理カウンセラー協会 会員

子供の頃から母親のカラダの不調を見ていて、 施術家の道を志す。
現在は、月間約400回の施術をしながら、八千代院の院長を務めている。

ここまで磨き上げてきた施術技術・知識に加え、優しい人柄で、来院者さんからの信頼も厚い。

当社が開催するトップランナー整体実践塾やQPR法ベーシック講座、センターラインインソール資格取得セミナーなど、同業の治療家に対しての技術講師も担当している。

その功績を認められ書籍「腰痛解消!神の手を持つ12人 令和元年版」の1人に選ばれる。

   
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