腰部脊柱管狭窄症、手術したくない方へ

少し歩くと、足に痛みやしびれが出て歩けなくなり、少し休むとまた歩けるようになる。

 

このような症状がある方、これは腰部脊柱管狭窄症の方に多い間欠性跛行(かんけつせいはこう)という状態です。腰部脊柱管狭窄症は、推定患者数は240万人、70歳代の12人に1人は狭窄症の可能性があると言われています。

 

腰部脊柱管狭窄症と診断され、手術をすすめられていたが手術をせずに、今までの生活を取り戻した橋元きよし(仮称)さん70歳の話をご紹介しながら、東葉コンディショニングでの腰部脊柱管狭窄症の施術方法についてお話します。

 

【目次】

 

 

◆腰部脊柱管狭窄症とは

橋元さんは65歳で事務の仕事を退職され、毎日1万歩近く散歩をしたり、自宅で家庭菜園を楽しみながらのんびり暮らしていました。

 

その5年後のある日、いつも通り30分くらい散歩をしていると、だんだん両足が重く感じるようになってきたのです。
「少し疲れているのかな」と思ったそうですが、あまり気にもとめずその後も毎日散歩を続けました。

 

しかし、数日経つとその重さがしびれになり、その場にしゃがみ込まないと、しびれが治まらなくなってしまったのです。

 

更に、しびれだけではなく痛みも伴うようになり、その後も30分で出ていた症状は20分になり…10分になり…歯を磨いているほんの数分ですら、立っていることができなくなってしまいました。

 

そこで、整形外科に行きMRIを撮ったところ、お医者さんから「腰部脊柱管狭窄症」という診断を受けたのです。

 

腰部脊柱菅狭窄症とは、腰のあたりの脊柱管が狭窄、つまり脊柱管が狭くなり神経が圧迫され、痛みやシビレを引き起こしたり、血管が圧搾されて血流の低下を起こすものです。

腰部脊柱管狭窄症は、一般的に次のような症状が出てきます。

 

・腰痛、坐骨神経痛(腰の周りが重かったり、違和感、はり感)

 

・下肢にしびれや痛みがでる

 

・歩き出すと足のシビレや痛みなどで休憩が必要になるが、前かがみで休むと、また歩けるようになる(間欠性跛行)

 

・麻痺や灼熱感(しゃくねつかん)などの感覚異常

 

◆腰部脊柱菅狭窄症と診断されたが手術はしたくない、でもよくなりたい

橋元さんは、整形外科で保存的療法を受けていたのですが症状は改善せず、神経ブロック注射を数回行った後、「これでダメだったら手術をしましょう」と言われました。

 

その頃、橋元さんの周りでも同じように腰部脊柱管狭窄症になり、手術を受ける方がいました。しかし、手術は成功したがあまり症状は変わらなかったそうです。

 

そのため橋元さんは、「手術は嫌だ」と思うようになり、他に何か方法はないかと探していたところ、東葉コンディショニングの新聞の折り込みチラシを見つけて来院されました。

 

来院当初は、施術ベッドから受付のカウンターまでの約2mの距離ですら、痛みとしびれで歩けず座り込んでしまうほどの状態だったのです。

 

◆橋元さんに対する腰部脊柱菅狭窄症の一般的な治療法

病院での腰部脊柱管狭窄症の治療は、症状が出てから少なくとも数ヶ月は、保存的治療をするというのが一般的です。

 

保存的治療では、

・湿布や塗り薬を使って炎症をおさえる

 

・神経ブロック注射

 

・血流障害緩和や血管を拡張、筋肉をゆるめ炎症を緩和する薬剤の投与

 

・牽引やホットパックで局所を温めたりするなどの理学療法

 

・腰部の安静や保持を目的にコルセットや装具を着ける物理療法

 

・運動療法などのリハビリテーション
などを行います。

 

しかし、このような保存療法で症状が変わらない方や、症状が強い場合には手術を選択することもあります。

橋元さんもこのような腰部脊柱菅狭窄症の治療を行っていました。ですが、改善することはありませんでした。

 

それでは、なぜそのような方が手術をせずに歩けるようになったのか?

次に、整体院東葉コンディショニングでの、腰部脊柱菅狭窄症に対する施術の考え方についてご紹介します。

 

◆整体院東葉コンディショニングにおける腰部脊柱菅狭窄症への施術方法

腰部脊柱管狭窄症に対する東葉コンディショニングの施術の考え方は、この狭窄している部分にアプローチするだけではありません。
我々がアプローチするのは、狭窄症になるような負担をかけてしまったカラダそのものです。

 

腰部脊柱管狭窄症になる方の特徴としては、
・高齢者(60歳~80歳)である。
・骨が変形している。
・筋肉などの軟部組織が硬化している。
というものがあります。

 

そのため東葉コンディショニングでは、カラダ全体の歪みを治しバランスを整え、脊柱の変形により悪化した体液(血液、リンパ液等)の循環改善、筋肉の過緊張や神経圧迫を緩和させることを主眼に置いて、整体施術をします。

 

その他にも、下肢アライメント(足部、足首、膝、股関節の配列)の調整や、骨盤や胸郭、背骨など、一つ一つ丁寧に歪みを整えていきます。

 

カラダ全体のバランスが改善すると、骨盤や腰椎が正しい位置に安定します。その結果、関節や筋肉への過度な負担が減り、血液やリンパの流れが良くなり、自然治癒力が高まり症状を改善させていくというわけです。

 

また、腰部脊柱管狭窄症は高齢者が多く、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)も患っているため整体は怖いという方もいますが、東葉コンディショニングの独自の整体法は、赤ちゃんから妊婦さん、90歳以上の高齢の方も受けることができる優しい手法なので対応可能です。

 

東葉コンディショニング独自の施術法「QPR法」について詳しくはこちら!

東葉コンディショニング独自の整体法QPR法とは



 

◆腰部脊柱菅狭窄症からの回復!手術をしなくてすんだ!

毎回駐車場から、当院までの距離を歩くのも休み休みだった橋元さん。それが、施術回数を重ねるごとに歩行距離が伸び、駐車場から当院まで休まず歩けるようになりました。

 

更に、近くのスーパーまで買い物に行く30分位が大丈夫になるなど、徐々に歩ける距離や時間が増えてきました。
最終的には、趣味の家庭菜園を楽しめる状態にまでなり、今では日常生活に全く支障なく過ごすことができるようになっています。

 

橋元さんのように回復していくために一番必要なこと…。それは、腰部脊柱管狭窄症がどういうものかをきちんと理解することです。

 

なぜなら、腰部脊柱管狭窄症の方は、回復するまでの変化がわかりにくいので、途中で良くならないのではないかと治療を諦めてしまうケースがあります。

橋元さんの場合は、特に重症だったため半年という歳月を要しましたが、中には1か月~3ヵ月で回復する人もいます。

 

いかがでしたか?

この記事を読んで、橋元さんのように腰部脊柱菅狭窄症と診断されて苦しんでいるという方は、是非東葉コンディショニングにご相談下さい。

 

 

また、腰部脊柱菅狭窄症について更に詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧下さい。

「腰椎脊柱管狭窄症の治療法と再発しない予防法」

手術と言われた腰椎脊柱管狭窄症の足腰の痛みを整体で解消

Writer

小橋 悟

【資格】
・ 脳と身体の整体療法「QPR法上級認定」
・ ブレイン&ボディバランス研究所  会員
・ NPO法人日本心理カウンセラー協会 会員

子供の頃から母親のカラダの不調を見ていて、 施術家の道を志す。
現在は、月間約400回の施術をしながら、八千代院の院長を務めている。

ここまで磨き上げてきた施術技術・知識に加え、優しい人柄で、来院者さんからの信頼も厚い。
当社が開催するトップランナー整体実践塾やQPR法ベーシック講座、センターラインインソール資格取得セミナーなど、同業の治療家に対しての技術講師も担当している。

その功績を認められ書籍「腰痛解消!神の手を持つ12人 令和元年版」の1人に選ばれる。

   
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