寝る前は何ともなかったのに、朝起きたら首から肩にかけて激痛が走り、首を全く動かせなくなる「寝違え」。
息が出来ないほど背中が痛い、首や肩甲骨を動かすと激痛で着替えも大変、といった経験をした方も多いと思いますが、寝違えは本当にツラいですよね。
今回は、突然襲ってくる「寝違え」の原因や対処法、ストレッチ方法などについて書いていきます。
【目次】
◆「寝違え」とは?
寝違えとは、起床時に起きる頸部や肩甲骨周辺部の急性の痛みを指します。頭を傾けたり、振り向けなくなったりと症状は様々ですが、関節の動く範囲が狭まる点は共通しています。
では、寝違えはどんな時になるのかというと、熟睡時不自然な姿勢のまま筋肉や腱が伸びたままになると、頸椎や背骨に過度な負荷が掛かります。そうなると血行不良や神経を傷めて炎症を起こし、寝違えを起こすと考えられています。
注意したいのは、飲酒の後・・・。深夜に帰宅してそのままうつぶせで寝てしまう。これは寝違えを起こしやすい行動パターンです。
◆「寝違え」になったらどうすればいい?
寝違えを起こしたら、どのように対処するか。
激しく痛む時は、痛みの出ない姿勢をとって安静にするのが一番。冷やすのか温めるのかについては、最初はアイシングをして炎症を抑え、24時間後、もしくは少し痛みが軽減したら温めるのが基本です。
通常は、1週間から10日くらいで症状は自然に回復していきます。 しかし、早くこの激しい痛みを何とかしたい、中々痛みが治らないという方は、整体院東葉コンディショニングにお任せいただくのも選択肢の一つ。2~3回通院すれば、だいたいの痛みは解消していきます。
▼ アイシングの方法 ▼
家庭でも出来る手軽なビニール袋を使用した方法を説明します。
- ビニール袋を用意し、氷を15~20個くらい入れ、更に水を少量加えます。(水と氷を混ぜて使えばその温度は零度になるので凍傷を防ぎます。)
アイシングをする時間は、最初に「ジ~ン」とした痛みのような感覚。次に「ポッ、ポッ」とするような温かい感覚。そして「ピリピリ」した感覚が生じ、最後に感覚がなくなる段階に入ります。
人によって異なりますが、この感覚鈍麻状態に到達するまで、15~20分を要します。
- 炎症の抑制が目的なら、その後1~2時間に1回のペースで3回位繰り返すといいでしょう。
東葉コンディショニングの寝違えへの整体施術はこちらをご覧ください。
◆「寝違え」を予防するには?
寝違えに頻繁になる方は、デスクワークや車の運転、重いバッグをいつも肩に掛けているなど、首から肩、背中にかけて慢性的に筋肉が緊張状態になっている方が多いです。
寝違えを予防するには、
- ・首や肩周りのストレッチで筋肉の緊張をほぐす
- ・ゆっくり湯船に浸かりカラダを温める
- ・入浴後は体が冷える前に必ず就寝する
など、筋肉の柔軟性を保つ工夫をして下さい。
それから、マットレスの沈み具合、枕の高さや形状なども寝違えの発症と関係が深いとされているので寝具も自分に合うものを使用するようにして下さい。
◆自分で簡単にできるストレッチ動画
【首肩調整エクササイズ】
動画はこちらから↓
◆寝違えに対する整体院東葉コンディショニングでの施術法
寝違えの状態のときは、少しでも首を動かすと激痛が走るため、通常の施術はできません。
最初は、首周辺に軽く触れながら筋肉の緊張を取っていきます。そのうちに、軽く首を揺らしても痛みが出ない状態になっていくため、少しずつ首の動かす範囲を広げながら首周辺の筋肉を緩めていきます。
痛みの緩和状態を確認しながら、痛みで緊張した全身を緩めていきます。最終的に、カラダ全身の歪みを整え、首から肩にかけての筋肉の緊張を取り、首の可動域を取り戻したところで施術は終了です。
以上のように寝違えについて書いてきましたが、いかがでしたか?
寝違えの原因の多くは、日頃の生活習慣にあります。
日頃から首、肩まわりに疲労を溜めないようにメンテナンスをして、寝違えが起きないカラダづくりをしていきましょう。
なかなか首の痛みが解消されないとお悩みでしたら、ぜひ一度整体院東葉コンディショニングにご相談ください。
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