原因不明の腰痛は解消できるの?

整形外科で「この腰痛は原因不明です。しばらく安静にして様子を見ましょう!」なんて言われたことはありませんか?

 

このように原因不明と言われてしまうと「腰痛とうまく付き合っていくしかないのか……」「この腰痛を何とかしてくれるところはないの?」など、心配になりますよね。

現在、病院で腰痛の検査をしても、80%以上は痛みの原因がはっきり特定できないと言われています。

そんな原因がはっきりしない腰痛ですが、最近では筋肉や骨などの骨格筋の原因に加え、精神的ストレスも深く関わっているとも言われるようになっています。

 

そこで今回は、病院でのレントゲンやMRIなどの検査による診断だけでなく、違う視点から腰痛になる原因や対処法を探っていきたいと思います。

「この症状をなんとかしてほしい!」「腰痛が慢性化して困っている!」という方は、ストレッチなども紹介しているので、是非この先をお読みください。

 

 

【目次】

 

 

◆腰痛の8割が原因不明って本当?

腰痛になった時、最初に整形外科に行く方が多いと思いますが、そこで原因が分からないと言われてしまうと困ってしまいますよね?

 

実は、腰痛の80%以上が原因不明というのが現実です。

 

「最新のCTやMRIを使っても、原因が分からないってどういうこと?」と疑問に思う方も多いですよね。

 

しかし、人のカラダは複雑ですので、一般的な症状や疾患の多くは現代医学でも正体を把握出来ていないのが実情です。

 

では、お医者さんはどういった腰痛を「原因不明」としているのでしょうか。

 

日本の整形外科の先生が拠り所とする「腰痛ガイドライン2012」によると、腰痛は2つのカテゴリーに分かれています。

 

●「特異的腰痛」

椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎分離すべり症、腰椎変性すべり症などの症状のように、レントゲン検査やMRI検査、血液検査などによって、腰痛の原因を突き止める事が可能なもの

 

●「非特異的腰痛」

各種検査機器で調べても、その腰痛の原因が分からないもの

 

 

驚くことに、腰痛を突き止めるのに可能な特異的腰痛は、全体の僅か20%以下に過ぎないのです。

 

診断は問診(話しを聞く)だけでなく、諸々の検査結果を参考にしたうえで下されますが、実はレントゲンやMRI、CTなどの検査機が使われない事も少なくありません。

 

機器を使った検査は、カラダへの負担もお金もかかるため、ガイドラインでも、医者が特に必要と感じられない時は、こうした検査は行わなくてよいとされているのです。

 

そのため確定診断ができない場合が生じ、その結果が80%以上の腰痛が原因不明ということになるのです。

 

 

◆腰は体の中で特に負担がかかりやすい部位だから治りにくい

歩く、座る、立つ、起き上がるなど、私たちは日常生活の中で腰をフル活用して生活しています。文字通り体の”要(かなめ)”である腰の痛みに悩まされる人が多いのは、人類が二足歩行をし、立って生活をするようになってからと言われています。

 

人間の背骨は、頭部の重さや動作時の衝撃を吸収・分散させるために、S字状をしています。

 

 

しかし、パソコンやスマートフォンを扱う時の姿勢をはじめ、日常的にうつむいたり、前かがみの姿勢になることが多いと、せっかくのS字形状が歪み、筋肉のバランスが崩れてしまいます。

 

更に、前かがみなどの中腰の姿勢の時にかかる腰への圧力は、立っている時の実に3~4倍にもなります。

 

こうして、悪い姿勢から身体が歪み、腰の筋肉に負担が集中するようになるのです。

 

その上、腰の筋肉は加齢や運動不足により衰えやすいため、筋力不足によりカラダの重さを支えきれず痛みに繋がるケースもあります。

 

また、骨格筋以外の腰痛の原因としては、内臓疾患や内臓疲労も考えられます。内臓の病気や暴飲暴食・ストレスなどからくる胃腸の不調は、腹部の筋肉を緊張させます。これにより、腰の筋肉も影響を受け腰痛を引き起こすことがあるため、注意が必要です。

 

 

◆心の状態と腰痛は密接に関係

しかし、実際にはそれだけでは説明できない腰痛もたくさんあります。例えば、原因がはっきりしている椎間板ヘルニアでも、症状の痛みが強い人とそうでない人がいます。

 

さまざまな痛みの現れ方は、ストレスなど心の問題が深くかかわっているケースも多いのです。

 

さらに近年解明されてきたのが、痛みをコントロールする「ドーパミンシステム」という脳のメカニズムです。これは、痛みを抑制する脳内物質「ドーパミン」が、大量分泌されることで感じる痛みを軽減させながら身を守るという、もともと脳に備わっている機能です。

 

しかし、日常的にストレスを受け続けていると、脳内物質のバランスが崩れ、このシステムが働かなくなります。

 

そのため、ドーパミンの分泌が減り、痛みを抑えられなくなるのです。
その上、抑えきれない痛みがストレスとなって、ドーパミンの分泌がさらに少なくなるという、痛みが慢性化する負の連鎖を起こします。

 

 

◆慢性的な腰痛の症状を改善させるためには

整体院東葉コンディショニングでは、

 

・日常生活での姿勢不良、カラダのゆがみによる腰部への過剰な負荷

・スポーツなどによる過剰な腰部への負担

・不規則な生活習慣による自律神経の乱れ

・悪しき食習慣による内臓疲労 、心理的ストレス

 

などで、一部分の関節に多くの負荷が掛かったり、筋肉の過緊張状態が血液・リンパ液などの循環悪化を招き、カラダに疲労が蓄積することで腰痛が発症すると考えます。

 

そこで整体施術では、慢性的な腰痛を根本的に改善させていくために、まずは身体の歪みから整えていきます。

 

過度に負荷がかかっている関節や緊張状態の筋肉の状態を改善させることで、血液やリンパ液の循環を促進し、症状を改善させるのです。

 

同時に、生活習慣や心理的ストレスからの解放のための指導を行い、自律神経の正常化を図ります。

そうすることで、自然治癒力が正常に働き始め、カラダの各組織が修復され、症状がさらに改善されていきます。

 

カラダに蓄積する疲労よりも、カラダを回復させる自然治癒力が上回った時、腰痛が改善し、さらに症状が再発しないカラダになるのです。

 

当院で行う慢性腰痛の施術一例はこちらをご覧ください。

慢性腰痛改善の方法

 

 

また、日常生活では、以下の点に気を付けると良いでしょう。

 

・毎日湯船に浸かる

いつもシャワーだけで済ませている方は、毎日お風呂に入るようにしましょう。

 

慢性腰痛のような筋肉の過緊張や、血流の悪さから痛みが出ている場合は、しっかりと湯船に浸かることで血液循環が良くなり、溜まっていた疲労物質が流れるようになります。

 

39~40℃くらいのお風呂に10分~20分浸かることで、筋肉の緊張がほぐれてきます。

 

・睡眠は7時間以上取る

出来るだけその日の内(午前0時より前)に横になるように心掛けましょう。少しでも横になる時間を増やして、腰部に重力がかかる時間を減らしてあげましょう!そうすることで、腰部周辺の筋肉の疲労が解消されます。

 

 

疲れや痛みを次の日に残さないようにするためにも、しっかりお風呂に入り、十分な睡眠を取る習慣を付けることが、慢性的な腰痛の症状を改善させるための第一歩になります。

 

 

◆自分で簡単にできるゆがみ解消ストレッチ

腰痛の原因の一つでもあるカラダのゆがみを解消する「自分で簡単にできるストレッチ」をご紹介します。

 

~注意点~

*痛みのない範囲で!

痛いことはなるべくしない方が、早い症状回復が見込めます。普段から痛い姿勢や動作は避けるようにしましょう。我慢してやる必要はありません。

*適度な回数で!

たくさんやればやるほど、良くなる訳ではありません。1回やって、次に行うまでは30分以上あけ、1日数回に分けてやる方が効果的です。

 

 

・自分でできる骨盤検査

まずは、自分の骨盤がどのように歪んでいるのかチェックしてみましょう。イスに浅く腰掛け、くるぶしを合わせて足を揃えます。

 

両膝の先に指を軽く当てて、上からのぞくように見てください。どちらかの足が前か後ろにズレていませんか?このズレが骨盤の「ゆがみ」なのです。

 

 

・簡単にイスに座ってできる骨盤矯正方法

検査をしてみてどうですか?歪んでいた方は、この骨盤矯正体操をしてみてください。誰でも簡単に出来ます。

https://youtu.be/azsOYFtiVik

 

*足が組めない方は、軽く足を伸ばし気味にして、足首の上に先ほどの検査で短くなっていた方の足首をのせて10回程度揺らします。

 

・骨盤コロコロ体操

https://youtu.be/qWPd3bibKpY

この体操は骨盤・背骨の歪み矯正や猫背の矯正に効果があり、普段の姿勢が原因で痛みが出ている方に効果的です。

 

 

・シムス位エクササイズ

https://youtu.be/AavwWCLnapM

ご自宅でするのなら、こちらのエクササイズがおススメです。全身のバランスが調整され、柔軟性・関節可動域などの改善が期待できます。

 

 

◆まとめ

今回は、慢性腰痛の症状や原因、エクササイズなどについてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?

 

原因不明と言われたツラい慢性腰痛から開放され、健康なカラダを手に入れるための手段は色々ありますので、決してあきらめないで欲しいと思います。

 

腰痛の症状を改善させるためには、腰痛を引き起こすプロセスを理解することが大切です。

そこを理解し、根本的な原因を解消していけば、腰痛を改善に導き再発も防止できます。

まずは第一歩として、日頃の生活の中での姿勢やカラダの使い方のクセを改善し、できるだけ腰部に過剰な負担を掛けない生活習慣を心掛けてください。

 

それでも腰痛の症状が改善しないとお困りの方は、是非一度当院にご相談下さい。

 

 

Writer

小橋 悟

【資格】
・ 脳と身体の整体療法「QPR法上級認定」
・ ブレイン&ボディバランス研究所  会員
・ NPO法人日本心理カウンセラー協会 会員

元陸上自衛隊の自衛官。入社以来、月に約400回の施術をコンスタントにしながら、八千代院の院長を務めている。また、現場から得た豊富な経験を活かし、当社が開催するトップランナー整体実践塾やQPR法ベーシック講座、センターラインインソール資格取得セミナーでも、技術面の講義を担当するなどセミナーグループのグループ長として活躍。書籍「神の手を持つ治療家紹介」シリーズに掲載予定。

   
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